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ザックジャパン、最終予選に向けた課題

ウズベキスタン戦で浮上した新たな弱点

  • トラ次郎,データスタジアム(監修)

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2011年11月15日(火)

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 中日ドラゴンズが敵地で2連勝──。プロ野球の日本シリーズは、西武ライオンズと読売ジャイアンツによる番狂わせを予想した私の見立てが外れ、結局は順当に中日と福岡ソフトバンクホークスのリーグ制覇チーム同士の対戦となった。

 2試合とも延長戦にもつれ込む接戦となったものの、注目度はいまひとつ。あろうことか、ドラフトの結果やオーナー発言のゴタゴタといったグラウンド外の話題の方が盛り上がっている。

 プロ野球の球団すべての目標である「日本一」を争うシリーズ中に、プレー以外のことが話題をさらうのは遺憾だ。「球界の盟主」を名乗る以上は、巨人軍には襟を正してもらいたい。

 そんなプロ野球には少し背を向けて、今回はサッカーの2014年ブラジルワールドカップ(W杯)のアジア最終予選進出を決めた日本代表について取り上げる。

 先週の金曜日(11日)にアウェーで行われたアジア第3次予選のタジキスタン戦。序盤こそ、劣悪のピッチと捨て身の相手にてこずった感があるが、終わってみれば4―0と、前回の8―0とまではいかないまでも、力の差を見せつけた。

 これでウズベキスタンとともに最終予選進出が確定した。この時点で、W杯への切符を賭けてアジアのライバルたちと対戦することになる最終予選に向けたザックジャパンの課題を確認しておこうと思う。

 そこで、今回もデータスタジアムさんのご協力を得て、9月に行われた第3次予選の第1戦と第2戦、北朝鮮戦(ホーム)とウズベキスタン戦(アウェー)の2試合を改めて分析する。

引いて守る相手にまたもてこずった北朝鮮戦

 この2試合を取り上げるのは、国際サッカー連盟(FIFA)のランキングでは17位の日本に対して北朝鮮は124位、ウズベキスタンは73位と“格下”であるにもかかわらず、スコアは1―0、1―1と、タジキスタン戦の大勝とは対照的な結果に終わったからだ。そこには、我々サポーターも認識しておくべき課題が間違いなくある。

 まず、北朝鮮戦のデータを見てみよう。ボール支配率は61.9%と、日本代表がゲームの主導権を握り、シュート数も北朝鮮6本に対して25本と4倍に上った。パス交換も北朝鮮の177本に対して日本は2.7倍の485本。しかも前方向のパスの成功率は74.9%と非常に高かった。

 にもかかわらず、終了間際まで相手ゴールをこじ開けることができず、ロスタイムに入った後半49分にようやく1点を挙げての辛勝だった。それも攻撃陣ではなく、センターバックの吉田麻也のヘディングシュートによる得点。そのゴールは、1点を先行されて苦戦した今年1月のアジアカップ・グループリーグの初戦、ヨルダン戦でのロスタイムに彼がヘディングで放った同点弾を彷彿とさせた。

北朝鮮戦のスタッツ
  日本 VS 北朝鮮
時間帯 ALL
  日本 北朝鮮
ボールタッチ 729 408
ゴール 1 0
シュート 25 6
決定率 4.0% 0%
枠内シュート 6 2
枠内率 24.0% 33.3%
アシスト 1 0
ラストパス 13 2
ボール支配率 61.90% 38.10%

 この試合、北朝鮮は終始、自陣に引いてディフェンスに徹した。こういう展開は戦う前から予想されていたが、相手がゴール前に築いた厚い壁を突き破れないというこれまでにもよく目にしてきた光景が繰り返された。

 日本が放った25本のシュートのうち、枠内に飛んだのは4分の1の6本。シュートの精度にも欠けた。枠内に向かったシュートの割合だけを見れば、相手の北朝鮮が33%(6本中2本)と上回った。

 最終予選でも、アジアカップの覇者である日本に対して、まず守りを固めてカウンターを狙ってくる相手は出てくるだろう。そうした展開でもゴールを強引に奪える攻めの幅がやはりほしい。その点では、昨年11月のタジキスタンとのホーム戦で先発して2得点を挙げた身長194cmの長身フォワード、ハーフナー・マイクの高さに期待したい。

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