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「ゲームのように仕事をしよう」と言われたら

「ゲーミフィケーション」は機能するか

  • 谷島 宣之

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2011年12月6日(火)

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 「一極集中」を本連載では物事のあり方が歪んでいる状態を示す言葉として使っている。一例が「自社一極集中」である。通常の仕事も、何かプロジェクトを始める際にも、自社の社員だけでこなそうとする。

 社員同士なら、あうんの呼吸で仕事ができる。ただし、新鮮味はさほどないので変化を起こしにくくなり、次第に時代の流れから取り残されていくかもしれない。一人ひとりが新鮮な気持ちで仕事に取り組めるようにするにはどうしたらよいか。

 1つの手だてとして、ゲームの楽しさをビジネスの世界に持ち込むことが考えられている。これを「ゲーミフィケーション」と呼ぶ。果たして機能するものなのか。知識労働者の働き方やマネジメントについて取材を続けている高下義弘氏(ITproライター)に調べてもらった。

(聞き手は谷島 宣之=日経BPビジョナリー経営研究所)

谷島:ゲーミフィケーションという言葉を最近聞くが何か。

高下:まだ新しい概念なので言葉の定義は揺れているのですが、ゲームの要素や考え方をビジネスなどゲーム以外の分野に持ち込むことを指します。顧客向けサービスの充実やチームの活性化を図るためにゲームの要素が有効ではないかと期待されているからです。

谷島:バーコード入りのレシートをかざすとくじ引きゲームが始まる端末がスーパーマーケットに置かれていたりするが。

高下:スーパーのくじ引きゲームや大昔からある営業担当者へのボーナス制度は広義のゲーミフィケーションの一種と言えるでしょう。ただし、今あちこちで取り上げられつつあるゲーミフィケーションとはコンピューターゲームの要素を応用することを指します。つまり、Webサイトや情報システムを使う話が主です。

谷島:コンピューターゲームの経験がほとんどないがゲームの要素とは何か。

コンピューターゲームの要素を取り入れる

高下:コンピューターゲームにはプレーヤーをゲームにのめり込ませるための仕掛けが組み込まれています。ゲームの経験があれば説明するまでもないのですが、分かりやすい要素の1つがプレーヤーの習熟度合いに応じた難易度の設定です。

 例えば戦闘機を操作して敵を倒すアクションゲームであれば、ステージが進めば進むほど手強い敵が登場し、倒すことが難しくなります。プレーヤーは「次回こそ」と思って再度チャレンジする。操作に習熟してその敵を倒すと達成感が得られます。さらに進んでいくと、また新たな習熟を要する敵が登場します。面白いと言われるゲームはプレーヤーの習熟度に応じて難易度をうまく設定できています。

 習熟度や達成度合いを数値で表示する仕組みもよく見られます。ゲームを進めていくとスコアや経験値といったポイントが獲得できます。「先週まで1万ポイントだったけれど、ようやく10万ポイントまでいった」といったように達成度がすぐ分かります。

 ゲーム内の世界を冒険していくロールプレイングゲームでは、経験値の度合いに応じてプレーヤーのできることが増えていきます。レベルが上がれば派手な魔法が使えるといったようにです。難易度が高い敵を倒したり、意外な場所にある宝箱を見つけたりすると、ボーナスポイントが得られることもあります。

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