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読者のツイートから記事を作る方法

ネット上の情報に関してツイッター上で考える

  • 谷島 宣之

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2012年1月6日(金)

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 読者の方々の意見を織り交ぜて一つの記事を作る試みは随分前からやってきた。インターネット上のサイトにコラムを書くようになって以降だから、おそらく2002年くらいからだと思う。

 Webサイトに何らかのコラムを書いて公開すると、読んだ読者がその場で意見を書き込んでくれる。コラムを執筆して数日後に読者の意見を読める。コラムに書いた内容がまだ頭の中にあるので、読者からの刺激を受けると「こういうことも書ける」とひらめく。

 そこで読者の意見を整理して一つの読み物を作ったり、意見のすべてに応答文を書き、元の意見と併せて掲載してもみた。

 このやり方は筆者にとって新鮮だった。雑誌の記者の時期が長く、一方的に記事を書いてきたからである。雑誌を読んだ読者が意見を手紙で送って下さることもあったが、これを使って記事は作れなかった。

 紙の雑誌の場合、記事を書き上げてから出版されるまで3週間くらいかかる。読者が意見を送ったとして、筆者の手元に届く頃には執筆から1カ月以上経っている。大抵の場合、次の企画の取材に忙殺されており、意見に応答することは難しかった。

悪しき一極集中の典型はマスメディア

 昨年はツイッターを使って読者の意見を募り、同時に広める試みに取り組んだ。本コラムの題名『日経ビジネスオンライン読者と考える 一極集中を超える方法』にある通り、「一極集中を超える方法」を読者の皆さんと考えてみた。

 「一極集中」という言葉は悪い意味で使っている。本連載第1回に次のようなことを書いた。「国や企業経営だけではなく個人の身の回りを見ても何かしらの偏りがある。働き過ぎという仕事一極集中や事務所に常時いる職場一極集中がある。男性社員ばかり働いている男一極集中もある。それらを見直して新しいやり方を見い出そう」。

 先回りをして第1回目の拙文に悪しき一極集中の典型例はマスメディアだと書いておいた。この問題への対処の一つが読者意見に基づく記事発信と考えている。

 ツイッターによる意見交換を進めるために、意見募集への呼びかけと投稿内容を表示するページを新設した(ツイッター投稿表示ページはこちら。過去4回の意見募集結果が表示されている)。ちなみに読者投稿をほぼリアルタイムでそのまま表示できるページを弊社が設けたのはこれが初めてである。

 第1回意見募集のお題は「(2011年)3月11日以降、日本社会の価値観やものの考え方は変化したのでしょうか」というものにした。

 投稿いただいた意見を基に記事を作ってみたい。投稿者がツイッター上に表記している名称があるが引用にあたっては省略している。読者投稿は上下を点線で囲った。

価値観は大きく変わりました。

 同様の意見が別の調査にも寄せられた。昨年ツイッターによる意見募集とは別に、日経ビジネスオンライン読者を対象にしたアンケート調査を実施し、その中で「3月11日以降、日本社会の価値観やものの考え方は変化したのでしょうか」と質問したところ、有効回答者2167人のうち、36.5%が「何らかの大きな変化があった」と答えた。

 36.5%を含め、回答者の85.8%が「変化があった」と答えている(調査結果は「3・11以降「自分の生活は自分で守る」が78%」の中に掲載)。

どの情報を信じるべきか

 ツイッター経由の意見募集に話を戻す。ツイートされた意見は「インターネットやソーシャルネットワーク」と「情報」に関するものがほとんどであった。

 インターネット上のコラムでツイッター投稿を呼びかけたためでもあるし、表示されたツイートを見て意見を書き込んだ方がおられるからだろう。また3月11日以降、情報とは何か、何を信じる情報とするか、といったことを考えた方が多かったのかもしれない。

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