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古くて新しい問題、コンピューターは費用か投資か

堂々巡りを止め、前に進む方法を考える

  • 谷島 宣之

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2012年2月1日(水)

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日本の企業の多くがIT(情報技術)を費用として考えて、コスト削減効果しか見ていない。もっと事業戦略の中で考えるべきだが、その発想が希薄。

 昨年、「ICT(情報通信技術)は役に立っているのか?」というテーマについて読者の意見をツイッター経由で募集したところ、冒頭のご意見をいただいた(ツイッター投稿表示ページはこちら。過去4回の意見募集結果が表示されている。投稿引用にあたり投稿者の名前は省略した)。

 この意見に筆者は次のように応答した。「投稿ありがとうございます。費用のITか投資のITか、という議論は従前からありますがなかなか前に進みませんね・・・」。

 続いて別の読者から次の投稿があった。

Costと見ている企業とProfitと考えている企業の乖離が激しい。日本の大部分の企業はCostと考えている(事務処理の一部と見ている)ので、恩恵を受けにくい。

 かつてコンピューターは手作業の伝票処理を代替する計算機として企業が導入した。「事務処理の一部」だったわけだが、手作業を機械化することにで事務処理コストは下がった。

 一通りの機械化が終わるとコストダウンの余地が無くなってくる。コンピューターの値段は下がっていったものの、「値段のわりに効果が見えない」という指摘が出るようになった。

 なんらかの「事業戦略の中で考え」、コンピューターに投資した以上の利益が、戦略によって上がればよい。だが「その発想が希薄」であると、投稿してくれた読者は指摘している。

ICT推進側は努力不足か

 筆者も同じ主張を何度か書いたことがある。コンピューター投資について経営者の理解が必要、といった内容だ。もっとも今回は、読者から次のような指摘を受けた。

コスト削減効果しか見ない人が多いとしても、それはICT推進側の努力不足のせいでは?

 こうした面も確かにある。経営者に取材すると「ICTを担当する部門はいつも投資してくれ、と言ってくる。だがビジネスへの貢献度合いがはっきりしない」という意見が出てくる。

 一方、情報システム部門などICT担当部門やICT産業など「ICT推進側」に取材すると「経営者はいつもICT投資を減らしてくれ、と言ってくる。ビジネスへの貢献度合いを分かっていないからだ」と指摘する。

 堂々巡りである。「努力不足では?」と、投稿した読者も思ったのか続けて次のような意見を寄せてくれた。

ICT推進側の努力不足を責めるだけでは単なる「文句言い」になってしまうので、現状を良くするにはどうすれば良いかを考えなければいけないと思います。仕掛けや仕組み等。

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