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現地報告! 構想30年のスーパー望遠鏡「アルマ」がついに動き出す

日本が先鞭をつけた1200億円の巨大国際プロジェクト(その1)

2013年4月5日(金)

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 2013年3月13日、チリで開催された史上最大のスーパー望遠鏡「アルマ」の開所式に参列してきた。

宇宙の解明が海抜5000メートルに建設された巨大望遠鏡「アルマ」によって大きな展開をみせようとしている(写真:ALMA<ESO/NAOJ/NRAO>、山根が星空のイメージに近くなるよう色調整をした)

 私が「アルマ」の計画を初めて知ったのは16年前、1997年8月のことだ。ハワイ島に建設中だった「すばる望遠鏡」の取材で海部宣男さん(当時・国立天文台ハワイ観測所所長、後に国立天文台長、現・国際天文学連合IAU会長)から、その壮大な夢の計画を聞いたのである。

 あまりにもわくわくする計画だったため、99年に「すばる望遠鏡」が完成したのを機に、「アルマ」計画の構想を立案し、その推進役として日米欧の国際共同プロジェクトの日本側責任者だった国立天文台の石黒正人さん(当時、計画準備室長、後に推進室長、現・国立天文台名誉教授)に長時間の取材を行い、『週刊ポスト』(小学館)で連載中だった「メタルカラーの時代」で3週にわたり記事を掲載したのである(2001年6月に掲載)。その後私は、「アルマ」実現のための政府委員も務め、また折に触れて「アルマ」の記事を書いてきただけに、その完成は待ちに待ったものだった。

石黒正人さん(現・国立天文台名誉教授)は世界を代表する電波望遠鏡のスペシャリストで、「アルマ」の実現に尽力してきた。チリのスタッフからは「神様の次に偉い人」と呼ばれていた(写真提供:石黒正人)

日米欧が総額1200億円を投じた大プロジェクト

 2012年3月、開所式を1年後に控えた現地を訪れた。

 この「アルマ」訪問には、友人であり宇宙にも造詣が深い日経BPコンサルティング社長の戸田雅博さんも同行。そして、「アルマ」の実現までには長い、そして熱い知られざる物語に満ちていることにあらためて感銘した。

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「現地報告! 構想30年のスーパー望遠鏡「アルマ」がついに動き出す」の著者

山根 一眞

山根 一眞(やまね・かずま)

ノンフィクション作家

ノンフィクション作家として先端科学技術分野の熱い人間像を描き続ける一方、3.11被災地支援活動も人生の大きな柱です。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師