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打ち上げが「1秒」遅れてもダメ、「はやぶさ2」のスゴい軌道計算

小惑星探査機「はやぶさ2」の取材ノートから(3)

2014年12月3日(水)

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 やっと「はやぶさ2」の打ち上げ日を迎えた。
 2度にわたる打ち上げ延期で、打ち上げ日時がどう変わったかを見ると、

11月30日(日)13時24分48秒
12月01日(月)13時22分43秒
12月03日(水)13時22分04秒

 11月30日の予定時刻が、12月1日には2分5秒早まり、さらに12月3日では39秒早くなったことがわかる。

なぜ4時間? なぜ1秒?

 それにしてもなぜ、1~2日ずれるだけで打ち上げ時刻が変わるのだろうか、それも秒単位で。
 面倒なことは言わず、「00秒」で統一してくれればいいのにと思う人もいるだろう。実際、ここ種子島宇宙センターで「はやぶさ2」の前のH-2Aロケット25号機(静止気象衛星ひまわり8号)の打ち上げは、

2014年10月7日(火)14時16分00秒

だった。打ち上げ計画書には「打上げ時間帯」という添え書きもあり、

14時16分00秒~18時16分00秒

と記してあった。秒の単位が「00」というのは、とてもわかりやすい。しかも、「打ち上げ時刻は最大4時間遅れてもオッケーよ」だった。


2014年10月7日14時16分00秒、静止気象衛星「ひまわり8号」を搭載し打ち上げられたH-2Aロケット25号機。(写真:JAXA)

 ところが「はやぶさ2」は、今回の打ち上げが最大12月9日まで遅れた場合でも、いずれの日の打ち上げ時刻も1秒の正確さが必要で、「1秒遅れたらバツ」なのだ。

コメント9件コメント/レビュー

初歩的な疑問なのですが、1秒遅れたらバツなのに打ち上げ時間が秒単位でラウンドしているのはどうしてなのでしょうか?今はデジタル制御だから相当細かい刻みで打ち上げ時間は指定できると思うのですが。1秒のずれしか許容しないのに、最大0.5秒単位で切り捨て、切り上げが生じる秒単位での時間設定には違和感があります。(2014/12/04)

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「打ち上げが「1秒」遅れてもダメ、「はやぶさ2」のスゴい軌道計算」の著者

山根 一眞

山根 一眞(やまね・かずま)

ノンフィクション作家

ノンフィクション作家として先端科学技術分野の熱い人間像を描き続ける一方、3.11被災地支援活動も人生の大きな柱です。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

初歩的な疑問なのですが、1秒遅れたらバツなのに打ち上げ時間が秒単位でラウンドしているのはどうしてなのでしょうか?今はデジタル制御だから相当細かい刻みで打ち上げ時間は指定できると思うのですが。1秒のずれしか許容しないのに、最大0.5秒単位で切り捨て、切り上げが生じる秒単位での時間設定には違和感があります。(2014/12/04)

「ウーメラに行くので休講です」からもう4年…時が立つのは早いですね、山根先生。(2014/12/04)

筆者にエール!何故ってこういう記述が昨今日本のジャーナリズムになかったから―。そしてこうあって欲しいと思った幾つかの願いとでも言うのかが脳裏を離れない。1)そもそもあの「はやぶさ一号」がミッションを果たした、あの果たし方で帰還できたことへの感動が底流にあって、今度の旅立への諸々の想いがある、―あった。としても、2)「はやぶさ二号」が後継器として、より広範で深化したミッションを帯びた探査をすることはいろいろ報道されていた。折から、3)あいにく天候の予測により、発射予定日時が二度も順延になって世間は順延が何故に斯様騒々しく取り沙汰されるのかと感づいたのだ。今は発射が成功し「はやぶさ二号」は軌道を駆け地球から“はるか遠く遠くへの旅”を続けている彼には、今度も亦無事に生還してくれよと祈られずには居れない気持ちだ。発射日時の順延に迷惑顔をみせない人たちの表情や感涙の様をうかがい知るにつけ、「はやぶさ二号」を擬人化して語る自分が居て四半世紀前に近い戦争の愚かしさを想い、人類が平和裡に生活できることを祈り、平和な日本國に生きて居れることに感謝している。外に一票くださいの物乞い選挙活動の拡声がきこえる。(2014/12/04)

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