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あなたが知らずに負担している音楽著作権使用料の行方

爆風スランプの幻の曲を生で聴き、アホになりつつ考える

2015年4月21日(火)

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 お気に入りのミュージシャンのコンサートに行った。あなたが払ったチケット代の中から、コンサートで演奏された楽曲の著作権使用料が支払われたはずである。

 喫茶店、レストラン、飲み屋、理髪店・美容室、旅館、ホテルに入った。あなたが払ったコーヒー代、食事代、飲み代、散髪代、宿泊代の一部から、店内や館内に流れていたBGMに対する著作権使用料が支払われたはずである。

 楽曲が鳴る場所であなたが何らかの代金を支払ったなら、その一部から音楽著作権使用料が支払われているとみてよい。あなたが知らず知らずのうちに負担している使用料はどこに行くのだろうか。

著作権使用料の行方を追う“実験”に参加

 問題を提起するような調子で書き始めてしまったが、このコラムの主旨はそういうことではない。ひょんなきっかけから、チケット代から支払われた音楽著作権使用料の行方を追う実験、いやイベントに参加したので、そのことを書いてみたいと思い立った。

 実験イベントといっても堅苦しい催しでは全くない。すご腕のミュージシャンによる生演奏をライブハウスで楽しんだだけだ。ここから先は気楽に読んでいただきたい。

 「アーリー爆風のライブが目黒であります。日帰りで参加します」。

 知り合いの技術者から送られてきた電子メールにこう書いてあった。彼女は名古屋に住んでいるが、目黒駅の近くで開かれるライブコンサートに参加するため東京へやって来る。昼間は東京で仕事がらみの勉強、夜はライブ、そして最終の新幹線で名古屋へ帰る。なんとも御苦労なことである。

 「アーリー爆風」が何か分からないのでメールで質問したところ「初期の爆風スランプです」と答えが返ってきた。それを知ってがぜんそのライブに行きたくなった。爆風スランプは1980年代から1990年代に活躍した日本のロックバンドである。『Runner』や『大きな玉ねぎの下で』といった楽曲をご記憶の方も多いのではないか。

 目黒で演奏するバンドの正式名称は『江川ほーじんファンキー末吉 with 小畑秀光アーリー爆風トリビュートバンド』である。やたらと長いので以下では知り合いに倣って「アーリー爆風」と書く。3人編成のバンドで爆風スランプの初期楽曲を演奏する。担当は江川ほーじんがべース、ファンキー末吉がドラムス、小畑秀光がギターとボーカルである。

 江川ほーじんとファンキー末吉は爆風スランプのオリジナルメンバーだった。残る2人、ギターのパッパラー河合とボーカルのサンプラザ中野(現・サンプラザ中野くん)は参加していないので再結成ではない。小畑秀光は秀光というヘビーメタルバンドのリーダーだという。5人のミュージシャンの名前に「氏」を付けようかと思ったものの何となく変なので敬称略のまま書き進める。

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「あなたが知らずに負担している音楽著作権使用料の行方」の著者

谷島 宣之

谷島 宣之(やじま・のぶゆき)

日経BP総研

一貫してビジネスとテクノロジーの関わりについて執筆。1985年から日経コンピュータ記者。2009年1月から編集長。2015年から日経BP総研 上席研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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