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カネボウで焦る再生機構

売却先の選定、「価格で決める」に豹変

  • 石川 潤

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2005年10月17日(月)

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 秋の運動会シーズン。二人三脚競技のゴール直前、第4コーナーを曲がり込んだところで審判員が飛び出し、競技者を制止した。いわく、「お互いを結び合わせた紐をいったん解き、最適なパートナーをもう一度考え直してみてはどうですか」。

 こんな不思議な出来事が国のお墨付きの下で進められている。年末に迫った、産業再生機構によるカネボウとカネボウ化粧品のスポンサー選びだ。

 再生機構はこのほど結果が出た2次入札で、カネボウ2社を一括して売却する相手先候補を花王と国内ファンドの連合などの4グループに絞り込んだ。年末に行う3次入札でスポンサーを最終決定する——。

「花王本命説」の否定に躍起

カネボウブランドの新しい担い手は年末の3次入札で決まる(化粧品の「テスティモ」)

 これが表向きのシナリオだが、実は最終的なスポンサーが現在の4グループとは全く異なる姿になる可能性が浮上してきた。再生機構がパートナーの組み替えや新たな追加を容認し、さらには促しているためだ。

 「3次入札で有力なグループへの相乗りを目指すために、2次入札ではわざと落ちるような札を入れたところもある。2次入札に参加しなかった会社でも、新たに3次入札に参加しようという動きがある」

 再生機構幹部はこう打ち明ける。

 3次入札に挑むスポンサー連合の中核企業には2次入札を突破したところしかなれない。だがパートナーの追加や変更は自由なため、合従連衡はこれからが本番というわけだ。これまでの入札の意味が損なわれかねない一手を再生機構が打った理由は何なのか。

 不思議な動きはまだある。

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