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フォード、デザイン改革に活路

元マツダのフィールズ氏が目指す「アメ車らしさ」

  • ニューヨーク支局 山川 龍雄

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2006年5月3日(水)

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 「これから力を入れるのはデザイン。フォードのクルマを街中で見かけたら、『あれはフォードだ』とはっきりと分かるような特徴のあるデザインを追求していく」

 米フォード・モーターのマーク・フィールズ副社長は本誌のインタビューに応じ、これから本格的なデザイン改革に取り組むことを強調した。

 フォードは4月初旬、ジム・パディラ社長の退任を発表。その結果、創業家出身のビル・フォード会長に次ぐ、実質的な「ナンバー2」となったのが、北米事業を担当するフィールズ氏である。1月にまとめた北米事業のリストラ計画の策定では、既に中心的な役割を果たしており、フォードの命運を握る存在として一躍、注目を浴びるようになった。

「米国人は大胆で革新的」

 そのフィールズ氏がフォード立て直しの切り札と考えているのがデザイン改革であり、「アメリカブランドの復権」である。同氏は開発・製造畑が長かったパディラ氏とは対照的にマーケティング畑を長く歩んできた。2002年まで社長を務めたマツダでも、ブランドイメージの刷新に手腕を振るった。そのフィールズ氏の目には、これまでのフォードのブランド戦略が中途半端に映っているようだ。

 「米国のユーザーは、大胆で革新的。彼らは自分の力で成功を切り開いてきた人たちであり、他人との比較はしない。これからはフォードが『米国の自動車会社』であることを強調していく」

 ピックアップトラックなど大型車の販売を得意とするフォードは、もともと古き良き時代の米国を象徴する自動車メーカーだった。ところが世界市場で販売することを意識するあまり、流麗な欧州風のデザインを採用するケースが増え、本来の「アメ車らしさ」が失われつつあった。

 フィールズ氏はこれが北米市場不振の背景にあると見て、ブランド改革に取り組む。デザインとともに、広告宣伝や販売方法も見直すことで、「アメリカブランドの復権」を訴求していく。「当社が取り組むブランド戦略はこれまでよりもはるかに一貫性のあるものになるだろう」。

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