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HOYA

営業利益率30%迫る企業が直視する低収益性の分野

  • 中島 募

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2006年5月23日(火)

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 HOYA(株価)の業績が好調だ。2006年3月期の連結決算は、売上高が前年比11.7%増の3442億円、営業利益は同19%増の1011億円となった。純利益は同17.9%増の756億円と、3期連続で過去最高を更新した。

 同社は、ガラスを材料とする半導体通信機器関連の部材、眼鏡のレンズなどを手がける。今期の業績で利益を押し上げたのは、半導体や液晶テレビの製造工程に使用する部材や携帯電話機の部品などを供給する「エレクトロオプティクス」部門だ。

 同部門は全売り上げの50%以上、営業利益の70%以上を稼ぎ出す主力事業である。薄型テレビをはじめとするデジタル家電や携帯電話機の世界的な需要増加を背景に、同部門の売上高は前年比15.1%増の1913億円、営業利益は同18.3%増の749億円(いずれも内部取引の相殺消去前)を記録した。

 部門内の製品別で見ると、半導体メーカーの開発投資が旺盛で、半導体のウエハーに電子回路を焼き付ける時に原版として使用するマスクブランクスが増加。ハードディスク駆動装置(HDD)の基板として使われるガラスディスクや、300万画素以上のカメラ機能を備える携帯電話機に使われる光学レンズも増収増益に寄与した。

“超優等生”が抱く「不安」

 それにもかかわらず、同社の鈴木洋代表執行役CEO(最高経営責任者)は4月下旬の決算説明会発表の場で慎重な姿勢を崩さなかった。

 その理由の1つは、同社の主力製品である液晶用大型マスクの価格下落だ。液晶用マスクの市場は、同社以外に大日本印刷(株価)などの強豪が多くひしめく激戦区。しかも、最終製品である大画面の液晶テレビは年率30%近くの価格下落が続いている。同社の液晶用マスクの事業は売り上げは伸びているものの、利益率が低下傾向にある。

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