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信越化学工業

積極投資で12期連続増益も視野

2006年5月24日(水)

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 金川千尋社長の「成長への執念」が決算の数字に表れた。

 信越化学工業の2006年3月期の連結決算は、売上高が前期比16.6%増の1兆1279億円、営業利益が同22.1%増の1853億円といずれも過去最高を更新した。売上高が1兆円を超えたのは創業以来初めて。営業利益は11期連続の最高益更新だ。原油・ナフサ価格の高騰により、三菱ケミカルホールディングスや三井化学など化学大手が営業減益に陥る中で、信越化学は別格の強さを見せつけた。

 強さを端的に物語るのが、売上高営業利益率の高さだ。信越化学の16.4%に対して三菱ケミカルホールディングス(株価)は5.5%、三井化学(株価)
は4.0%。今期、営業利益で過去最高を更新した住友化学(株価)
ですら、7.8%にとどまる。化学業界を見渡してみても、対抗できるのは液晶や半導体向け素材が好調なJSR(株価)
(同15.8%)ぐらいしか見当たらない。

デジタル家電の普及が追い風

 増収増益の要因は、世界トップシェアを誇る塩化ビニール樹脂と半導体シリコンウエハーの販売が好調だったこと。

 塩ビ事業は72億円の営業増益。米国の旺盛な住宅建設需要に支えられ、米子会社のシンテックがフル操業を続けたことに加え、天然ガスなど原料価格の高騰も製品価格の改定で補った。国内塩ビ事業は輸出価格の低迷により減益となったが、米国と欧州の需要増大がそれを帳消しにした格好だ。

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「信越化学工業」の著者

小笠原 啓

小笠原 啓(おがさわら・さとし)

日経ビジネス記者

早稲田大学政治経済学部卒業後、1998年に日経BP社入社。「日経ネットナビ」「日経ビジネス」「日経コンピュータ」の各編集部を経て、2014年9月から現職。製造業を軸に取材活動中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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