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iPod携帯投入構想の誤算

ソフトバンクの決め球、KDDIが先回り

2006年5月29日(月)

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 米アップルコンピュータの「iPod」との連携という秘策で携帯電話に参入するソフトバンクに、ライバルからの“先制攻撃”が待ち受けていた。

 それが、KDDIが6月に発売予定のW42S、通称「ウォークマン携帯」だ。

KDDIはウォークマン携帯(左)で先行
KDDIはウォークマン携帯(左)で先行

 ソニーの有力ブランド名を冠する新携帯は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが欧米や中国などで2005年8月から発売し、その後8カ月で550万台出荷した看板商品。日本ではKDDIの音楽配信サービス「リスモ」に対応するほか、専用の音楽管理ソフトを使い、ソニーグループが運営する音楽配信サイト「Mora(モーラ)」から曲を購入して取り込むことも可能。携帯電話機であると同時に、ソニーのウォークマンとしての機能もほぼ備えている。

アップルと1年前から検討

 この発表に、衝撃を受けたのはソフトバンク。アップルとの間で検討中の同様のサービスを、先行されてしまったからだ。アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」機能を搭載した携帯電話機の開発を急ぐものの、「実際の投入は早くても2007年初め」(ソフトバンク関係者)になる。KDDIに半年も遅れてしまう。

 ソフトバンクとアップルの連携は、「約1年前から携帯参入の目玉として進めてきた極秘プロジェクト」(ソフトバンク関係者)。iPod携帯を投入して、携帯電話市場に衝撃を与える。そしてアップルの音楽配信サービス「iTunes Music Store」を携帯電話向けに始め、利用者を一気に獲得する計画を立てていた。ソフトバンクの孫正義社長とアップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)が、まさに業界の盟主を狙い勝負をかけようとしていたのである。

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「iPod携帯投入構想の誤算」の著者

蛯谷敏

蛯谷敏(えびたに・さとし)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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