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旭化成

「イヒ!」とは笑えない

  • 星 良孝

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2006年5月30日(火)

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 過去最高の純利益を計上しても、株式市場そして会社自身も満足していないのが、今の旭化成だ。

 2006年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.8%増の1兆4986億円、純利益は前期比5.7%増の597億円と過去最高を計上した。営業利益は1087億円と前期比6.1%減だが、退職給付会計上の特殊要因を除いた実質的な利益では前期比9.5%増の1047億円となった。ただし、経常利益は海外持分法会社の業績悪化などにより、前期比7.7%減の1042億円となり、順風満帆とは言い切れない内容となった。

小粒な事業が積み上げる利益

 8つに分かれる事業分野の収益基盤は、決して底堅いとは言えない。3月期の増益の牽引役となったのは、製品の値上げが実現した建材事業(27億円の増益)と戸建て住宅の受注増に支えられた住宅事業(14億円の増益)の貢献が大きい。

 実質ベースの営業利益1047億円のうちの3分の1は、海外で売り上げがない住宅と建材の事業が稼ぎ出している。エレクトロニクスと化学事業は増収増益とはいえ、エレクトロニクスの営業利益の伸びは29億円、化学事業の増益額は70億円にとどまる。

 各事業の収益の規模を見ると、化学事業は売上高6604億円、住宅事業は4045億円、医療事業は1058億円、エレクトロニクス事業は1029億円。どの事業分野も業界最大手の企業は1兆円以上の売上高を上げているのと比べると、小粒感は否めない。

5年間、8000億円が成長のカギを握る

 旭化成は原点の繊維事業から日本の高度経済成長の波に乗って多角化を推進してきた事業を、ここ7年間は繊維や食品などを中心に整理統合を進めてきた。守りは終わり、これからは攻めの時期に入るというのが会社の姿勢だ。

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