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ファンケル、ネット通販比率を大幅拡大へ(日経情報ストラテジー)

「クリック&モルタル」ならぬ「モルタル&クリック」戦略とは

  • 川又 英紀

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2006年6月8日(木)

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登録会員が100万人を突破したファンケルのネット通販サイト「FANCL online」
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 ファンケルが化粧品や健康食品のインターネット販売の拡大を急いでいる。

 現在、同社の通信販売事業に占めるネット販売比率は27%。残りの73%はカタログを見ながら電話で顧客が注文する従来型の通信販売だ。この比率を3年後の2009年3月期末までに37%対63%とし、ネット通販の比重を現在よりも10ポイント高める計画だ。

 販売チャネルとしての成長が著しく、利益率も高いネット販売の比率を高めることで、2009年3月期には過去最高の売上高と経常利益を狙う。

 ファンケルのネット販売の売上高はここ数年、前年比約20%増という高い伸びを示している。1997年8月に開始したネット通販サイト「FANCL online」の登録会員数は、今年4月初旬に100万人を突破。年間の売上高も昨年度は大台の100億円を超えた。

 会員登録100万人を記念して実施しているポイントアップやプレゼントのキャンペーン効果もあり、この5月は月間売上高が10億円を超え、春の月商としては過去最高を記録。通年でも昨年末の過去最高に匹敵する水準まで高まった。キャンペーンによる一時的な売り上げ増とはいえ、ネット販売比率は瞬間的に35%まで跳ね上がり、3年後の計画達成に弾みをつけた。

 ファンケルはネット通販の強化策として、人員とシステムを強化する。今春、ネット通販の担当者を16人まで増やしたのに続き、今秋までにシステム増強を完了する。ネット通販用のシステム開発には数億円を投じる予定だ。

 インフラを強化したうえで、ネット通販に新サービスを追加する。例えば、ネット上で実施できる「肌診断」や「健康診断」などのページの開設を検討している。

高騰する新規顧客獲得コストを店舗で補う

 ファンケルには電話とネットの通販のほかに、デパートなどに入居する203カ所の店舗での商品販売という大きく3つの直接販売チャネルがある。このなかで最も利益率が高いのがネット通販だ。だからこそ、ファンケルはネット通販の拡大を急いでいる。

 しかし一方でファンケルは、同じくこの3年で店舗数も現在の1.5倍に増やす計画だ。2009年3月期末までに300店体制を築く。ネットと店舗の両方を同時に拡大する戦略である。

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