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アサヒビールが商品開発体制を刷新(日経情報ストラテジー)

「お客様研究」の第一人者にビールを託す

  • 川又 英紀

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2006年6月29日(木)

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 アサヒビールが「お客様研究」のエキスパートをビール系飲料の商品開発責任者に据え、2006年第1四半期(1~3月)にビール系飲料の市場シェア(ビールと発泡酒、第3のビールの合計)で6年ぶりに逆転を許したキリンビールに挑む。

 アサヒは6月1日付で商品開発体制を刷新し、酒類本部の中に「マーケティング本部」を新設。その下に新たに「商品開発第一部」「同第二部」「宣伝部」を置いた。これまで商品開発部隊は商品カテゴリーごとに分散していたが、ビール系飲料と低アルコール飲料を第一部に、焼酎や洋酒を第二部にそれぞれ集約した。

 中でも注目に値するのが、ビール系飲料の商品開発を担う第一部(構成員は28人)を率いる新しい責任者である。商品開発第一部長には、同社の「お客様生活文化研究所」の所長だった池田史郎氏が就任した。お客様生活文化研究所はアサヒが2000年10月に設立した研究所で、「食と健康」に関する顧客のライフスタイルや嗜好(しこう)の変化を調査・分析する社内機関である。

 特徴的なのは、人が幸せを感じる道筋を意味する「しあわせ回路の発見」を研究テーマに掲げていること。「人(嗜好や価値観)」「文化(歴史や習慣、流行)」「空間(自然環境や街、家)」の3つの視点から、消費者の食行動を研究している。

新商品のヒット率回復を目指して抜擢

 池田氏を商品開発第一部長に抜擢した泉谷直木・常務取締役酒類本部長は、池田氏を起用した理由として「もう一度、顧客の目線に立ち戻ってニーズやウォンツの情報を収集し、顧客のライフスタイルに合った新商品を開発するため」と明かす。こうすることで「新商品のヒット率が落ちている現状を打開する」(泉谷常務)。

 このところ、発泡酒と第3のビールでキリンに押されているアサヒ社内では「組織に焦りが感じられる」(泉谷常務)という。そこで新商品の開発体制を入れ替え、責任者も代えることで「会社全体の雰囲気を変えたい」(同)。

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