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住友電気工業

自動車、通信市場の成長の波に乗り切れるか

  • 中島 募

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2006年7月4日(火)

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 急速な成長に一服感が出始めてきたのを、いかに跳ね返すのか。光ファイバーや電線を手がける住友電気工業は、次なる成長の実現策を求められている。

 住友電工は2007年3月期に売上高2兆円にする中期計画を1年前倒しで達成した。2006年3月期の連結決算は、売上高が前年比15.3%増の2兆71億円、営業利益は同29.6%増の1055億円と、いずれも過去最高を記録した。2004年3月期は連結売上高が1兆5424億円、営業利益が482億円だったことを見れば、ここ数年の高い成長率は一目瞭然だ。

競合より低い連結予想PER

 もはや高収益企業と言っても過言ではない住友電工だが、株式市場の評価は競合に比べて渋い。住友電工の連結予想PER(株価収益率)は20倍前後と、同業の古河電気工業(株価) の約35倍やフジクラ(株価) の約22倍に比べて割安感がある。

 住友電工の今期の連結業績見通しは、売上高4.6%増、営業利益9.0%増の増収増益だが、競合はそれより高い成長となる見込み。古河電工は売上高8.9%、営業利益は14.9%の増加を見通し、フジクラも営業利益は減益だが売上高では13.3%増と住友電工を上回る予想だ。

 さらなる成長には、収益源である自動車関連部門の新規顧客の開拓や、業績が回復した情報通信関連部門の強化、前期に大幅減益になったエンジニアリング部門の立て直しが欠かせない。

世界シェア3位の自動車関連部門

 自動車関連部門は自動車内の電線や通信回路を束ねたワイヤハーネスやブレーキシステム、防振ゴムなどの事業を行う。2006年3月期は日系自動車会社が世界各地で販売台数を伸ばしたことが追い風となり、同部門は前年度、全売上高の44%、営業利益の49.8%を稼ぎ出した。

 中でも大きな伸びを見せたのが、ワイヤハーネス事業である。同事業は売上高が前年比21.7%増の5834億円と大幅な伸びを見せた。住友電工は1990年代初頭からワイヤハーネス事業に集中投資を続けてきた。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長