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日立製作所

浮上のカギは、赤字3事業の建て直し

2006年7月5日(水)

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 「なぜ減益決算になったのか」

 「株価の低迷をどう考えているのか」

 6月27日、東京・丸の内で開かれた日立製作所の株主総会。業績や株価の低迷に関する厳しい質問が株主から、経営陣に投げかけられた。日立の株価は6月26日の終値で、東芝に逆転された。昨年9月には株価三菱電機 にも追い抜かれ、総合電機 3番手に転落しようとしている。

 国内のライバルと比べて、日立の業績はさえない。2006年3月期、株価松下電器産業株価東芝など電機大手が軒並み大幅な営業増益になった中で、日立は営業減益となった。売上高こそ5%増の9兆4648億円だったが、営業利益は8%減の2560億円。売上高が約3割少ない東芝の営業利益は2406億円と、日立の背後に迫っている。

 もちろん日立には好調な事業も少なくない。部門別の営業利益を見ると、情報通信システム部門は25%増の846億円だった。子会社を中心に事業展開するソフト・サービス部門が利益の大半を稼ぎ出した。

 電力・産業システム部門は鉄道車両、昇降機、空調システムなどが好調で26%増の925億円。株価日立化成工業株価日立金属などの優良子会社を抱える高機能材料部門もエレクトロニクス関連や自動車分野の需要が旺盛で、26%増の1100億円だった。これら3部門は今期も増益を見込む。

力を注いだ事業が赤字

 こうした成長事業を抱えているにもかかわらず前期減益になったのは、赤字事業が足を引っ張っているからだ。とりわけ買収や大型投資で、日立が力を注ぐ事業で苦戦が目立つ。市場が成長しても、価格競争の激化で、利益の確保に苦しんでいる。

 例えば、2002年に米IBMから事業を買収して世界トップクラスのシェアを獲得したハードディスク駆動装置(HDD) 事業。2006年3月期、HDD事業は約5000億円の売上高に対して、270億円の営業赤字だった。予想以上の価格下落が、収益を悪化させた。

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「日立製作所」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス記者

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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