• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

村田製作所

設備投資は5割増、成熟の文字はない

2006年7月18日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 前年比57%増の800億円の設備投資。

 セラミックコンデンサー世界最大手、村田製作所の2007年3月期の計画だ。強気の数字からは、今後の成長に向けた自信が見て取れる。

 800億円の設備投資は、450億円を生産設備、200億円を工場の土地・建物に充てる。既に生産拠点はフル稼働の状態にあり、慢性的な能力不足に陥っている。福井や岡山、島根県出雲市など、コンデンサーの生産拠点の能力を拡大する予定だ。

 強気の投資の背景には業績が好調に推移していることがある。2006年3月期の連結決算では、売上高が前年比16%増の4908億円、営業利益は同29%増の898億円と大幅な増収増益を達成した。

ITバブル時とは違う

   村田泰隆社長は「今後2~3年、当社製品の需要は毎年2ケタ成長が続く」と話す。設備投資額を大幅に積み増した背景には、需要拡大が一過性なものではなく、中期的に期待できるとの判断がある。そうした判断は今期の業績見通しにも反映されており、2007年3月期の売上高は前年比10%増の5400億円、営業利益は同14%増の1020億円と、増収増益を見込む。

 営業利益1000億円台は2001年3月期以来となり、売上高営業利益率20%台も見えてきた。TDK株価や京セラ株価など他の電子部品大手も業績拡大を見込むが、村田の収益力の高さはその中でも突出している。

 村田製作所が事業基盤とする電子部品は、供給過剰による単価下落のリスクが常につきまとう。こうした中で、当社が強気の姿勢を貫くのは、デジタル製品の多様化や、製品当たりの部品使用数の増加が、大きな波となって一気に押し寄せているからだ。

 例えば、飛躍的に普及が進む薄型テレビ。15インチのブラウン管テレビではコンデンサーの使用数量は約200個。それが32インチ以上の薄型テレビでは700~1400個と一気に跳ね上がる。

コメント0

「NB100」のバックナンバー

一覧

「村田製作所」の著者

熊野 信一郎

熊野 信一郎(くまの・しんいちろう)

日経ビジネス記者

1998年日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を手がける。2011年11月に東京の編集部に戻る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長