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日本たばこ産業(JT)

初の増税分以上の値上げがもたらす転機

  • 馬場 完治

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2006年8月1日(火)

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「初の値上げ」をどう織り込むか--日本たばこ産業(JT)の2007年3月期の収益の注目点の1つがこれだ。

 7月1日からの増税分を合わせて、国内シェア32%を誇る主力のマイルドセブンシリーズなどを1箱当たり10~30円値上げした。利益押し上げ額は単純計算で360億~400億円の見通し。会社側は「値上げによる増益効果はない」と慎重だが、株式市場の見立ては少し違う。

 今期の連結営業利益は、アナリスト予想の平均(QUICKコンセンサス)が前期比3%減の2965億円なのに対し、弱気のJT予想は同12%減の2700億円と大きな開きがある。

値上げ益は社会に“還元”

 「値上げと増益は結びつかない」と強調するJTは、業界で取り組む新しい自動販売機の導入などをその理由に挙げる。全国62万台ある自販機を2008年に、登録者のみが購入できる成人識別機能付き型に更新する計画で、その負担が約600億円。空港や駅前といった公共スペースでの分煙設備の設置に毎年100億円。「社会還元のコスト」が膨らむという。

 さらに、初めて増税分以上の値上げに踏み切ることで、「どこまでマイナスの影響が広がるか全く読めない」。「値上げを機に喫煙者30人に1人がやめれば、増収効果が文字通り“煙と消える”」との試算もあるという。

 ただ、株式市場はそこまで悲観的には見ていない。

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