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デルCIOが語る「私は顧客の最良の参考情報」(日経情報ストラテジー)

IT企業ならではのCIOの役割とは

  • 平野日出木

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2006年8月25日(金)

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 1990年代半ばのインターネット時代の本格的な幕開けとともに、急成長を遂げた米デル。現在では、世界最大のパソコンメーカーの地位に君臨している。デルといえば、リアルな店舗ではほとんど売らずに、インターネットや電話を使ったダイレクト販売に注力していることで有名だ。在庫リスクを極力抑えた受注生産方式を武器に、高機能なパソコンを低価格で提供してきた。同社で2005年からCIO(最高情報責任者)を務めるスーザン・シェスキー副社長に、この世界最先端のIT企業におけるCIOやIT部門の担当者に求められる能力や役割などを聞いた。

デル社内のITの95%はデルの技術

デルのCIO
スーザン・シェスキー氏
米デル副社長兼CIO。米マイアミ大学(オハイオ州)卒。地域通信会社オハイオ・ベルのサービス部門と、後に同社を傘下に収めたアメリテック本社部門にて20年の開発・運用経験を経て、1993年にデル入社。米州地域のIT担当副社長として販売、サービス、製造などにおけるITの開発・配備・サポートを指揮し、2005年からCIOを兼務

 デルはIT(情報技術)を商品としている企業なので、そのCIOの立場は、ITをユーザーとして活用する一般企業のCIOとは違う。

 顧客企業はデルに対し、eコマース、サプライチェーン、製品開発などありとあらゆる側面についてソリューションを求めてくる。従ってCIOは、デルの業務のあらゆる側面について精通していなければならない。デルが提供しようとするソリューションについて、顧客から「実際、デル社内ではどう使われているのか」と必ず聞かれるからだ。

 続いてデルの技術思想、すなわち「標準化した技術を用い、需要に合わせて拡張する」という標準化技術の思想にも精通していなければならない。

 昨年、私は顧客企業約500社と個別に会い、またデル主催のイベントでも招待した顧客にデル社内の実例を説明した。現在デル社内のITの95%は、デルの技術でまかなわれている。要するに、デルのCIOは顧客企業にとって「最良の参考情報」であり、「生きた実例」ということになる。

eコマースで「最先端の実例」の地位を保つ

 その顧客企業が大いに関心を寄せ、従って我々ITチームも常に「最先端の実例」の地位を保っていなければならない分野がいくつかある。最右翼がeコマースだ。

 デルはウェブベースの技術を12年前から使っているアーリーアダプター(製品ライフサイクルの初期から使用する“進歩派”)だ。技術の動向に合わせて開発し直し、最近では約3年前に米マイクロソフトと緊密に連携して、同社のウェブ技術「ドットネット」を採用した。

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