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エージェント構想実現に動き出したCCC

  • 杉山 泰一

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2006年9月22日(金)

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 相次ぐM&A(企業の合併・買収)で事業規模や人員数が急拡大しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、人材戦略会社CCCキャスティング(東京都渋谷区)を設立した。2~3年後をめどに、社内公募制度や社内FA(フリーエージェント)制度のような、社員がCCCグループ内で自立的にキャリアアップを図りやすい仕組みを確立させる。CCCキャスティング社長には、CCC社長の増田宗昭氏が就任した。

図版
CCCが今年4月に設立した人材戦略会社CCCキャスティングの副社長に抜擢された高橋誉則氏。「企業が強くなるには社員一人ひとりが元気になるしかない」と語る

 新会社の副社長に抜擢された高橋誉則氏は、「この1年でグループ社員数は1600人から3000人に急拡大した。現時点ではまだ仕事が過多という段階なので、すぐには人の異動を自由にできない。だが2~3年以内に、『CCCグループにはこれだけ多様な仕事があり、キャリアアップのチャンスがたくさんある』ということを全社に周知し、各事業会社のトップと意識合わせもした後、公募やFAのような仕組みを入れたい」と語る。高橋氏はまだ30代前半だが取締役を任され、「自分で起業するほどはリスクが高くなく、これだけの地位を若くして任せてもらえる。これをCCCグループの売りにしたい」と意気に燃える。

 高橋副社長は、「企業が強くなるには社員一人ひとりが元気になるしかない」という信念を持つ。そして社員が元気になるには、「いい仕事、いい仲間、いい報酬、いい環境の4つのバランスが大切。だから、仕事の機会を明示して社員が自由に応募できる仕組みを作りたい」と考えているのだ。CCCキャスティングという社名には、「良い映画には良いシナリオと良いキャスティングがある。CCCの中期経営計画をシナリオに見立て、良い作品(業績)を作るための良いキャスティング(人材配置)を実現できる会社にしたい」という思いを込めた。

「人材を引き抜かれるぐらいにならなくては」

 新会社は、「TSUTAYA」で有名なCCCの創業者である増田社長の危機感から誕生した。「(創業から20年が経過した)CCCグループが今後も成長し続けるには、外部から人材を引き抜かれるぐらいの集団にならないと駄目だ。もっと個人商店的な色彩を強めなくてはいけない」と増田社長は言う。

 個人商店的、つまり、経営意識の高い優秀なミドルマネジャーを多数育てたい。そのために、「社員がグループ内で自立的にキャリアプランを描ける状態にしなければならない」と考えた。そして、社員がグループ各社に自分を売り込みやすくするために、交渉の代理人(エージェント)を果たす人材戦略会社を今年4月に設立したのである。

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