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トヨタ自動車

上方修正する底力は為替以外にあり

  • 伊藤 暢人

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2006年10月16日(月)

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 トヨタ自動車で最も売れているクルマの「カローラ」。世界での累計生産台数は2005年末時点で3085万台になる。1966年に初代を発売して以来、40年目を迎えた今年、10月10日に10代目のカローラがお目見えした。

 この日の新車発表会見で「私が初めて買ったクルマはカローラでした。その分思い入れも強い」とトヨタの渡辺捷昭社長が話したように、多くの役員にとっても精神的にも重要な意味を持つ。国内でセダン市場が縮小する中、今回のモデルチェンジがどの方向を目指すのかが、注目されていた。

 ふたを開けてみると、まず目立つのはサイズへのこだわり。あえて5ナンバーサイズにとどめ、取り回しのよさを追求している。開発責任者に当たる商品開発本部第2トヨタセンターの藤田博也チーフエンジニア(CE)は「大型のセダンからより小さなクルマに乗り換えるお客様が増えている中で、『カローラがいい』と選んでもらえるように気を配った」と力を入れる。

後方モニターを標準装備

 中でも目を引くのは、全グレードに標準装備となった後方モニター装置だ。ギアをバックに入れると、車両の後方を映し出すカメラの画像がダッシュボード中央のディスプレーに映し出される。バックの苦手なドライバーには願ったりかなったりだが、従来は各社でもオプションで装着するしかなかった。

 このほかに、従来よりも5%以上燃費を改善した新開発の1.8リットルエンジンや、トヨタとしてはこのクラスでは初めて搭載するCVT(無段階変速機)などで、燃費向上を追求した。オプションでは超音波センサーを使った縦列駐車支援システムや、前方にミリ波を出して障害物を検知してブレーキをかける「プリクラッシュセーフティシステム」なども積むことができる。

 これだけの機能を備えながら、セダンタイプで消費税込みのメーカー希望小売価格は140万7000円~233万1000円(北海道と沖縄を除く)。最も安いグレードは、十分軽自動車と競合できる価格設定になっている。

 国内販売を担当する一丸陽一郎専務は「このクラスのセダンはトヨタがシェアを半分以上持ち、いわばトヨタが勝ちきった市場。このモデルでさらにその地位を確固たるモノにしていきたい」と期待を込める。

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