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『ザ・ゴール』の著者ゴールドラット博士に聞く

トヨタのオペレーションは尊敬すべきものだが、
マネジメントはベストと言えない

2006年10月20日(金)

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 TOC(制約条件の理論)の創始者であり、ベストセラーとなったビジネス書『ザ・ゴール』(ダイヤモンド社)の著者としても知られるエリヤフ・ゴールドラット博士が来日し、日経情報ストラテジーのインタビューに答えた。

 ゴールドラット博士が来日した目的は、生産管理のDBR(ドラム・バッファー・ロープ)、プロジェクト管理のCCPM(クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)などに続くTOCの応用分野の1つである営業強化手法「バイアブルビジョン」について講演するためである。

 バイアブルビジョンとは、営業部門と製造部門が市場での競争優位を確立するための全体最適のフレームワーク。営業部門は顧客の抱える問題を思考プロセスを用いて分析し、顧客の利益を伸ばすための制約条件を把握する。一方、製造部門はDBRやCCPMなどを駆使しつつ製品開発や生産業務を改革して、顧客を満足させるような提案を目指すものとなっている。

 従来のTOCは、製造や調達・物流部門など特定部門のための全体最適手法ととらえられがちだったのに対して今回のフレームワークは、より戦略的に事業全般の全体最適化を図る仕組みとなっている。同氏は講演の中で、バイアブルビジョンを実践中の事例としてサムソナイト欧州部門や日立ツールなどの事例を紹介した。

知識の継承はリアルな事例で

――2001年に日本で発行された『ザ・ゴール』はベストセラーとなりました。その要因をどう分析しているのか。

図版
インタビューに答えるエリヤフ・ゴールドラット博士

 私の経験では、知識の継承は実例を通した方がうまくいく。リアルな事例の意味を議論して、一般的な知識へかみ砕いていくことは非常に難しいが最も効果的だ。『ザ・ゴール』が世界中の読者から支持されたのは、(実際あった)本当の事例から一般的な知識を継承できたからだと考えている。(主人公アレックス・ロゴと妻ジュリーの)ラブストーリーもあるなど、身近な内容をベースにしていたからだと思う。

――日本の製造現場は、トヨタ自動車に倣って、トヨタ生産方式を取り入れる企業が多い。日本を深く研究してきた博士はどのように考えているのか。

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「『ザ・ゴール』の著者ゴールドラット博士に聞く」の著者

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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