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ソニー

電池問題とゲーム不振で高まる不安

2006年10月30日(月)

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 ソニーの前途に不安感が増している。

 2006年7~9月期の業績は、売上高こそ、前年同期比8.3%増の1兆8542億円だったが、営業損益は前年同期の746億円の黒字から208億円の赤字に転落した。2007年3月期の営業利益は最初の見通しから800億円減少して500億円になる見通しだ。

2つの大きな誤算

 業績不振の原因は2つの大きな誤算だ。

 まずノートパソコン向けリチウムイオン電池の回収問題。ソニー製電池を搭載した米デルのノートパソコンの発火事故をきっかけに、米アップルコンピュータや中国のレノボ・グループ、東芝(6502)、富士通(6702)などもリコールを発表。全世界で960万台のノートパソコンの電池パックを回収することになった。

 7~9月期には510億円の回収費用を計上したが、今後のソニーの電池事業に与える影響も大きい。ソニーだけでは必要となる電池すべてを供給できないので、ライバルの電池メーカーにも協力を依頼している。「電池はソニーにとって中核事業、縮小や撤退の考えはない」。ソニーの中川裕副社長は強調するが、一度、ソニーから離れた顧客が戻ってくるかどうかは不透明だ。

 電池よりも頭が痛いのがゲーム事業の低迷だ。売上高は前年同期比で20.5%減少し、営業損益は82億円の黒字から435億円の赤字に転落した。携帯型ゲーム機「PSP」の販売不振と、今年11月に発売する「プレイステーション3(PS3)」の立ち上げ費用が増えたことが原因だった。ゲーム事業は、2007年3月期通期のソニーの営業利益を600億円引き下げる要因にもなっている。

 一方で、明るいニュースもある。

液晶テレビと携帯は好調

 エレクトロニクス事業全体では好調な製品も目立っており、世界で売上高が拡大していることだ。前年同期比で米国の売上高は19%増、欧州でも27%増という著しい成長を示した。

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「ソニー」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス記者

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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