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海外から異例の「買い」

イオン“2兆円増資”成功の舞台裏

  • 編集委員 田中 陽

  • 馬場 完治

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2006年11月22日(水)

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 最寄り駅から徒歩23分、街道を行き交う車は大型トラックが大半。お世辞にも買い物の足に恵まれているとは言えない場所に、その巨大SC(ショッピングセンター)はあった。

大型ショッピング施設展開の戦略が評価された  (写真 : 的野 弘路)
大型ショッピング施設展開の戦略が評価された  (写真 : 的野 弘路)

 18日開業のダイヤモンドシティ・ミュー(東京都武蔵村山市)。延べ床面積15万m2は東京ドーム3個分。中核テナントのイオン(ジャスコ)の投資額は16億円に過ぎないが、専門店モールも含めると総額420億円に上る。

 「同じ商圏のイトーヨーカ堂、西友もそうだが、最大のライバルはモールに入っている180の専門店群だ」

 開業前の記者会見。イオンの村井正平専務は不敵な笑みを浮かべた。こうした大規模・郊外型SCの積極展開という極めて分かりやすい戦略に、最も敏感に反応したのが外国人投資家だ。

資金殺到、募集額の20倍

イオンは3年で3000億円調達

 イオンが1カ月前に公表した公募増資。約2000億円のうち国内投資家から6割、海外投資家から4割を集める算段だったが、いざフタを開けてみると、海外分を担当する証券会社の引受部門は大騒ぎになった。

 募集額の20倍――。年金や投資信託などの投資家からの注文を積み上げたところ、1兆5000億円を軽く上回ってしまったからだ。ここまで高倍率になると、今度はイオン株を入手できない客に断りの電話を入れるのも一苦労。国際競争力のある自動車やハイテク業界と違い、基本的に国内店だけで稼ぐ小売業に、海外からこれだけの強い需要が出ることは通常ない。

 国内でもイオン株は関心を集め、注文は募集額の約4倍。中でも機関投資家分が10倍と人気が高かったという。総計注文額は2兆円に達した計算だ。


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