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時価総額はトヨタ、ホンダをしのぐ

移民系上場会社が大躍進する米国

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2006年12月11日(月)

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 人口減の岐路に立たされた日本。奥田碩トヨタ自動車相談役をはじめ、移民・外国人労働者の受け入れ拡充を求める声が目立ち始めた。一方で、日本政府も、「世界の頭脳」を引きつけるべく、外国人労働者の受け入れ体制の見直しに乗り出している。

 移民・外国人労働者の受け入れ。それは、「イノベーション大国ニッポン」になるための投資を意味する。彼らがもたらすアイデアに投資し、イノベーションを回収する。

 「移民・外国人労働者×アイデア=イノベーション」の方程式を編み出す。移民先進国米国の蓋を開けてみると、そんな図式が存在することに気がつく。

存在感を増す移民創業企業

 「もし米国が、私と私の家族を迎え入れてくれなかったら、ヤフーは米国の企業ではなかっただろう」(ヤフーの共同創業者、ジェリー・ヤン氏)

 全世界に約1万人の従業員を抱える、ポータルサイト最大手のヤフー。時価総額は370億ドル(約4兆3000億円)に上り、「世界のソニー」と肩を並べる。この巨大企業が生まれた場所は、ヤン氏の生まれ故郷の台湾でもなければ、隣国の日本でもなかった。1995年、ヤフーは米国企業として誕生した。それは、移民大国の米国にとって、当然の“報酬”だった。

 イノベーションを量産する移民――。

 世界から流れ込む頭脳が、米国を世界でも傑出したイノベーション大国に昇華させた。「人種のるつぼ」は、そのまま「アイデアとイノベーションのるつぼ」と化している。

 興隆する米経済の底流では、そんな地殻変動が日々、起きている。

 全米ベンチャーキャピタル(VC)協会がまとめた調査によると、1990年から2005年の間に、米国のVCが出資して設立された企業のうち、356社が上場した。そのうち約25%に当たる88社が、外国生まれの移民1世によって創業されている。1989年以前の15%(369社のうち56社)と比較すると、米国において“移民創業企業”の存在感が急速に増してきている実態が浮かび上がる。

コメント14件コメント/レビュー

アメリカは移民の国です。最近は、白人以外の人種パワーも強くなりましたが、やはり、出身国や人種の壁はまだあります。たとえ、2世、3世であっても育った環境や宗教上の理由により、アメリカのコーポレートカルチャーに溶け込めないこともしばしばあり、このようなことも考慮して人を雇っている会社もあります。結果として、英語以外の外国語が理解できることも含め、ドイツ出身の人はドイツ系の会社、日系人は日系の会社へ就職するケースが多いことも事実です。アメリカでは大企業の役員になれば年収億単位が可能です。つまり、日本でいうサラリーマン重役でも億万長者になることができます。しかし、移民者の場合、社会、文化、宗教、育った環境などから、特に高等教育(大学院以上)を受けた移民者は億万長者を目指すのであれば大企業に入るより起業家になる方がチャンスが高いのではないでしょうか?ただし、一般的にアメリカでこのような高等教育を受けられる移民の多くは親も出身国で高等教育を受け、学者、弁護士、医者、エンジニアなどが多く将来の起業家としての基盤が整っているのも事実です。(2007/02/28)

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いただいたコメント

アメリカは移民の国です。最近は、白人以外の人種パワーも強くなりましたが、やはり、出身国や人種の壁はまだあります。たとえ、2世、3世であっても育った環境や宗教上の理由により、アメリカのコーポレートカルチャーに溶け込めないこともしばしばあり、このようなことも考慮して人を雇っている会社もあります。結果として、英語以外の外国語が理解できることも含め、ドイツ出身の人はドイツ系の会社、日系人は日系の会社へ就職するケースが多いことも事実です。アメリカでは大企業の役員になれば年収億単位が可能です。つまり、日本でいうサラリーマン重役でも億万長者になることができます。しかし、移民者の場合、社会、文化、宗教、育った環境などから、特に高等教育(大学院以上)を受けた移民者は億万長者を目指すのであれば大企業に入るより起業家になる方がチャンスが高いのではないでしょうか?ただし、一般的にアメリカでこのような高等教育を受けられる移民の多くは親も出身国で高等教育を受け、学者、弁護士、医者、エンジニアなどが多く将来の起業家としての基盤が整っているのも事実です。(2007/02/28)

否定的コメントばかりなのが,逆に的外れに感じられた。この記事の企図は,常々負の面ばかり取り上げられがちな「移民受け入れ」に,例えばこういう「正の面」もあるのだということを伝えようというものだと考えるべきではないだろうか。ただ物足りなかったのは,負の面への言及がなかったこと。さらに一歩進めて,「こういうやりかたで移民を受け入れれば,負の影響を少なくして正の効果を享受できる」という提案まであると良かったと思うが,そこまで求めるのは酷だろうか。(2006/12/26)

記事にあったような移民創業者は主に留学生として米国が受け入れた比較的高学歴の人たちのように思う。米国にはWASPがやらなくなった単純労働を引き受けるヒスパニック系を中心にした移民も多く大きな社会問題にもなっている。移民問題は光と影の両方に焦点を当てるべきで、何でも米国を基準にするのは、近視眼的といわざるを得ない。(2006/12/13)

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