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オリックス

「村上ファンド」への投資騒動も収益力に影響なし

  • 大豆生田 崇志

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2006年12月8日(金)

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 中間決算発表で、インサイダー取引容疑事件で公判中の村上世彰被告が代表だった「村上ファンド」に運用委託していた約200億円について、9月末までに大半を解約して回収したと明らかにしたオリックス。宮内義彦オリックス会長と村上被告は個人的に親しい関係にあったものの、あっさりと関係解消を発表した。レピュテーション(名声)リスクが伴っても、ドライにリスクに見合うリターンを追求する姿勢は、オリックスの真骨頂と言えそうだ。

 株式市場では、宮内会長が小泉構造改革の一翼を担った「規制改革・民間開放推進会議」の議長退任に伴って、いわば「小泉プレミアム」の剥げ落ちを予想する関係者もいた。実際、過去1年間の株価を見ると、2006年4月3日に付けた上場来高値3万8150円から株価は3万円台を挟んで一進一退のように見える。しかし今年6月末以降のTOPIX(東証株価指数)の推移と対比すると、ほぼTOPIXを上回っている。

 ファンダメンタルズは絶好調。2006年9月中間期連結決算は、好調なマンション分譲で不動産関連事業などが伸び、純利益が前年同期比8.8%増の913億円と中間期としては過去最高となった。2007年3月期は、あおぞら銀行(8304)の再上場に伴う株式売却益などで、純利益は従来予想を180億円上回る1950億円と前期比17%増える見通し。

過去最高益に上乗せ

 11月14日に再上場したあおぞら銀行の初値は、公募価格比13.2%下落。新規公開銘柄の不振を反映して株価の動きはさえない。しかしオリックスは、あおぞら銀株の売却益(税引き後200億円程度)を従来の業績予想に織り込んでいなかったとして、売却益の計上などで期初に過去最高を見込んでいた純利益に上乗せする見通し。

 こうした好決算に比べると、このところの株価はそれほど好調のように見えないかもしれない。しかしオリックスの株価推移で注目されるのは、TOPIX対比で見た相対パフォーマンスの高さ。オリックス株の推移とTOPIXの値動きを対比すると、11月20日に日経平均株価が365円下落した際には、オリックス株が一時TOPIXの水準に近づいた。しかし現在は再び対TOPIXでもとの高い水準を保っている。

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