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2006年 日経ビジネスが選ぶ
名言?迷言?大賞(前編)

2006年12月20日(水)

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企業業績の回復を受け、景気も堅調だった2006年。しかしその裏で「時代の寵児」は続々と塀の向こうに。マンションや教育では、ルール破りの偽装が発覚。頼みの綱とする製造業の「品質神話」も崩壊した。2007年はどのような年になるのか?トップの言葉を振り返りつつ、占ってみよう。=敬称略

会社は誰のモノ

経営者は株主の奴隷。わたしは奴隷

堀江貴文
前ライブドア社長兼CEO(最高経営責任者 11月、東京地裁公判で)

 2006年は、1月16日のライブドア強制捜査で幕を開けた。ニッポン放送に買収を仕掛け、衆院選にも出馬した「時代の寵児」堀江貴文前ライブドア社長。彼は現在、証券取引法違反の罪に問われる被告人だ。

 しかしいったん、「家賃220万円のゴージャスなマンションから3畳1間の寒い部屋」(羽田寛・元ライブドアオート社長、2月、本誌に)に移っても、ホリエモン節は健在だ。CEOの肩書は「見た目が良かったからつけた」と公判でうそぶき、「わたしは奴隷」と自らの責任を否定する。

 日本を代表する高収益企業、信越化学工業の金川千尋社長は3月、本誌にこう語った。「私は株主の『召使い』に過ぎません。株主を満足させるために、社長が一番働かなければならない」。同じ言葉でも発言する人物によって、その重みは異なって聞こえる。

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「聞いちゃったか」と言われれば聞いちゃった

村上世彰
元M&Aコンサルティング代表(6月、インサイダー取引容疑を認めたと受け止められる発言を記者会見で)

 もう1人のヒルズ族、村上世彰元代表も被告人となった。ライブドアがニッポン放送株を取得する方針を「聞いちゃった」後で、保有株を売買し利益を得たからだ。「神の子」(2000年3月13日号「敗軍の将、兵を語る」)と自称し、経営者の姿勢がフェアかどうかを問い続けた「物言う株主」。しかし村上元代表自身の投資行動は、決してフェアではなかったことが露呈した。

 ただ、ぬるま湯に浸っていた日本企業の意識を揺さぶったのは事実だ。阪神電気鉄道など直接、村上ファンドの標的となった企業に限らず、多くの企業が買収防衛策を相次ぎ検討。「会社は誰のモノか」を改めて問い直すきっかけとなった。

 「いろいろな気持ちがあるが、僕の担当検事はフェアな方です」。記者会見でこう述べた神の子は、直後、東京拘置所の塀の中に堕ちた。

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私は本当にど素人でございまして…

福井俊彦
日本銀行総裁(6月、国会参考人答弁で)

 村上元代表の逮捕は日本の金融界の中枢をも揺るがした。福井俊彦日本銀総裁が民間企業在籍時に、1000万円を村上ファンドに拠出。多額の運用益を得ていたことが発覚したからだ。

 発言は、国会に参考人として呼ばれ、成功報酬など私募ファンドの規定について問われた際の“言い訳”だ。金融のプロ中のプロであるべき日銀総裁が、「分厚い契約書なので、読んだことがない」のだとか。素人を自認する「市場の番人」からは、かつて放っていたオーラは感じられない。

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