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2006年 日経ビジネスが選ぶ
名言?迷言?大賞(後編)

2006年12月21日(木)

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神話崩壊

問題が起きた時、(息子の)弘明は入社していなかった。責任を問うのはいかがか

小林敏宏
パロマ会長(7月、記者会見で)

 パロマが販売した瞬間湯沸かし器で一酸化炭素中毒による死傷事故が相次いだ。責任を問われた会見で、創業家の経営者から飛び出したのがこの発言。息子を何度も擁護する発言に、世間のひんしゅくを買った。

 その息子で、社長の小林弘明氏も当初は「不完全燃焼を防ぐ装置の不正改造が原因」と主張していたが、その後の調査で、過去20人が死亡していたことが判明。安全装置の劣化など自社製品の不具合を認め、謝罪に追い込まれた。

 この頃から、シュレッダーなど大手メーカーの製品の事故情報が噴出。経済産業省がメーカーに事故情報の報告を義務づけるなど、日の丸製品の安全神話が揺らぐ端緒となった。

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(親会社のソニーが部品供給を)やれると言ったから計画を発表した。(ソニーに)能力がないと言われればその通りかもしれない

久多良木健
ソニー・コンピュータエンタテインメント会長兼CEO(9月、記者会見で)

 ソニーが鳴り物入りで投入を狙ったゲーム機「プレイステーション(PS)3」。だが、ソニーによる中核部品の量産が遅れたため、欧州での発売延期を余儀なくされた。身内からソニーの「モノ作り」に対する不満が思わずポロリと漏れた。

 ソニーはノートパソコン用リチウムイオン電池でもパソコン発火の事故が発生。主要パソコンメーカーを対象に、世界で約960万個に及ぶ自主交換に追い込まれた。これはソニーの中川裕執行役副社長の会見での弁。「バッテリー問題はこれで終わりにしたい。しかし今後、絶対に問題が起きないかと問われると、ゼロとは言い切れない」。

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我々がお客様に良かれと思って取り組んだことが、逆にお客様の不満を買った。その点での認識が弱かった

佐々木眞一
トヨタ自動車専務(10月、本誌に)

 日本の強い製造業を代表するトヨタ自動車でも問題が起きた。7月にはリコールの対応に不備があったとして、同社の元品質保証部長ら3人が書類送検された。「あのトヨタですら」と衝撃を与えたのは記憶に新しい。

 自動車業界では、利用者のメンテナンスが少なくて済む新車開発を強化したが、その一方、故障があると消費者は逆に従来以上に厳しい評価を下すようになった。発言は、顧客の期待値とクルマが持つ品質水準のミスマッチについて出たもの。トヨタは今、主力新型車などで「リコールゼロ」を掲げて取り組んでいるが、成果やいかに。

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名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授