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大日本印刷

印刷とITの融合で売上高2兆円に挑む

  • 高橋 史忠

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2007年1月12日(金)

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 大日本印刷が東京・品川に新しく開設したDNP五反田ビル。地上25階、地下2階建て、総工費約165億円をかけて建設したビルの1階には、警備員に守られた扉の奥に1枚の名画が掲げられている。19世紀のフランスで活躍したロマン派の先駆者、テオドール・ジェリコーの「銃騎兵」(仏ルーブル美術館所蔵)だ。

 この作品の展示は、大日本印刷とルーブル美術館の共同プロジェクト「ルーヴル-DNPミュージアムラボ」の一環。大日本印刷が標榜する印刷技術とIT(情報技術)を融合させた「P&Iソリューション」を象徴する取り組みだ。特徴は、個々の来場者に合わせて作品の関連情報を提供すること。絵画の近くに設けた装置に入館チケットをかざすと、大型ディスプレーや携帯端末で、来場者が希望する言語や、観覧時間、観覧方法に合わせた作品の説明などを視聴できる。チケットに「ICタグ」を組み込むことで、来館者は必要な情報を入手できるようになっている。

新社屋の全体をショールーム化

 ICタグをはじめとする情報システム関連事業は大日本印刷が次代の成長分野と見込んでいる分野。その普及のため、P&Iソリューションを推進する戦略拠点として、五反田ビルには情報システム関連の営業や企画部門を集結させている。建物全体を自社製品のショールームにするという位置づけで、多くの仕掛けも施した。例えば、社員食堂に設けたICタグを使った清算システムや、入退室のセキュリティー管理のICカードのシステムなどは自社開発のものだ。

 五反田ビルのオープンとほぼ同時に、ビル内にICタグ技術のショールーム「ICタグ実験工房」を設置している。同社ICタグ本部の坂本昭・本部長は「昨年末までの2カ月間で1日に平均5~6社、延べで250社ほどの顧客が工房に訪れた」と手応えを話す。小売店の買い物客に商品情報を提供するICタグ関連システムも、「百貨店などでの実証実験で認知度が上がり、3月頃から量産に入れそうだ」(同本部長)という。

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