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横浜ゴム、ネットを活用してゴルフクラブを販促

口コミ効果で「グリップスピード」という新常識の確立狙う

  • 杉山 泰一

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2007年1月26日(金)

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 「PRGR(プロギア)」ブランドのゴルフ用品で知られる横浜ゴムは、2月10日に発売するドライバーの新製品「プロギアT3 502 銀」で、同社史上最多の販売数となる年間10万本を狙う。プロギアT3シリーズのドライバーは、これで4タイプ目。今回の販売目標達成の大きなカギは、ウェブ2.0時代を見据えた新たなプロモーション戦略が握る。

図版
「プロギア」ブランドのゴルフ用品のプロモーションを担当する横浜ゴムの入道晃司・広報部宣伝グループ主任。写真右は、クラブ選びの際の新たな基準「グリップスピード」を測定する装置

 横浜ゴムが主力のタイヤ事業で培った技術力を武器にゴルフ用品市場に参入したのは1983年(クラブの投入は84年)。プロギアのプロモーション責任者である入道晃司・広報部宣伝グループ主任は、「ドライバーは3万~4万本でヒットと言われ、当社最大のヒットは2003年発売の『プロギアDUO(デュオ)』の10万本だった。ドライバー市場は縮小傾向にあるが、T3銀でも10万本を狙う」と力強い。

 プロギアT3ドライバーの第1弾は、2005年12月に市場に投入した「T3ブラック」である。2006年2月に「T3ブルー」を、8月に「T3レッド」を追加。今回のT3銀では、発売中の3タイプのT3ドライバーで得られたプロモーション戦略の成功と失敗の経験を踏まえ、過去最大の販売数を狙う。

 「実は、上級者をメーンターゲットにしたT3ブラックはともかく、ボリューム層を狙ったT3ブルーが苦戦。これは過去二十数年のプロモーション活動の結果、『プロギアは上級者向け』というイメージが強くなりすぎたせいだろう。ところが、『赤鬼』という愛称をつけ、『飛びに徹底的にこだわるゴルファー向け』という宣伝文句にしたら、T3レッドが予想外に売れた。ターゲットを絞る明快なメッセージを発信できれば、T3銀もボリューム層に訴求できると分かった」(入道主任)

 横浜ゴムは、プロギアT3銀を「100を切りたいアベレージゴルファーでも驚くほど簡単にボールをとらえ、安定したショットで飛距離を伸ばせるドライバー」という宣伝文句で売り出すことにしている。

ゴルフ愛好家もウェブ2.0時代へ

 入道主任は「10万本という目標は不可能な数値ではない」と言い切る。その論拠は、ターゲットを絞り込んだ宣伝文句だけにあるのではない。横浜ゴムはT3ドライバーを発売し始めた直後の2006年2月から、「グリップスピード」という新たな基準を市場に投げかけている。これがゴルフ愛好家に受け入れられれば、インターネットを介して口コミが加速度的に広がる可能性があると見ているのだ。

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