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「まな板の鯉」日興に試練

特別委報告で重大局面、シティの出方に注目

  • 馬場 完治

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2007年2月6日(火)

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 日興コーディアルグループの不正会計問題で、外部識者による特別調査委員会(日野正晴委員長)が、「グループ内の利益操作が意図を共有する関係者によって組織的に進められた」とした報告書をまとめた。監理ポストにある日興コーディアル株式が上場を維持できるか重大局面を迎える。

 東京証券取引所は不正があった2年分の有価証券報告書の訂正報告書を見てから上場維持の是非を判断する。日興の生殺与奪を握る、その東証の首脳が吐き捨てた。

 「株式市場に混乱を来すから、とにかく監理ポストを解除してください、元に戻してくださいと言うんだ。自己中心的な会社だよ、全く」

 焦る日興は東証に繰り返し懇願してきたが、それが逆に東証の心証を害しているようなのだ。日興の訂正報告書提出は2月末の予定で、東証の判断はその先。「まな板の鯉」の日興に、時間という敵も忍び寄る。

「日興外し」で主幹事ゼロ

 「被害」が目立つのが、M&A(企業の合併・買収)など投資銀行業務を手がける傘下の日興シティグループ証券。日興コーディアルが51%、米シティグループが49%を出資する。2006年3月期は日興グループ全体の2割強に当たる345億円の営業利益を稼いだ。

 「日興の顧客離れが報じられている。社債販売にリスクがあるんじゃないか」「日興を引受証券会社に加えた理由を株主総会で突かれたら、我々は合理的な説明ができないぞ」

 昨年12月下旬。個人向け社債の発行を準備していた東武鉄道は、議論の末に引受証券会社から日興シティを外した。1月17日に300億円の社債発行を決めた九州電力も、「今回は引き受けに呼ばなかった」。

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