• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ユニ・チャーム

高級商品、シェアトップ戦略でアジア急進

2007年2月20日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 ユニ・チャームの業績が好調だ。今年発表した2006年4~12月までの連結売上高は、前年同期比12.2%増の2254億2200万円、営業利益は同6.0%増の224億5200万円となった。2007年3月期の通期も増益増収を見込み、実現すれば過去最高の売上高となる。

 株価も堅調だ。昨年12月25日には、終値で年初来高値を更新し、2000年5月以来の7000円台に乗せてきた。原油価格が2006年夏をピークに下落に転じたことなどから、収益性が改善。営業利益は今年9月までの中間期では前年同期比1.1%減だったが、12月までの第3四半期では前年同期比6.0%増となった。

 今年1月以降、株価水準は6800円前後に下がったものの、「一時的なもので今後も堅調に推移する」とアナリストは見る。連結予想PER(株価収益率)は30倍前後と高い水準だ。

海外事業で前年比3割以上の伸び

 業績が堅調に推移しているのは、海外事業の拡大が大きい。2006年9月中間期のセグメント別売上高を見ると、全体の7割近くを占める国内事業(外部顧客に対する売上高)は前年同期比で0.7%増にとどまったが、海外は43.5%増となっている。

 ユニ・チャームは20を超える国及び地域で事業を展開しているが、特に業績の伸びが大きいのはアジア地域。今年中間期までで売上高は前年比32.9%増となり、ユニ・チャーム全体の18.3%を占める。海外の急成長で連結ベースの海外売上高は、今期中間で前年同期より7ポイント増加して、31.2%に拡大した。

 海外市場の開拓は、高価格帯の商品を中心にして、シェアトップを見込める地域に重点的に拡大していく方針。「うちはナンバーワン主義。各地域でシェアトップを確保することによって、収益を上げる」と高原豪久社長は強調する。

 方針通り、タイとインドネシアでは幼児用紙おむつが、タイと台湾では生理用品がトップシェアを確立している。今後はこの3カ国に加え、中国での販売を拡大する。

 今期の中間期売上高では、市場の成熟化が進む台湾では前年比4%減となったほかは、中国は同38%増、タイは同31%増、インドネシアは同67%増と急増した。中国では、幼児用紙おむつで、薄型の「マミーポコ」や抗菌の「マミーポコ清潔ケア」などプレミアム製品の比率を高めている。通常のエコノミー製品と比べたプレミアム製品のニーズが中国では62%を占め、日本の50%より高いと分析しているからだ。

コメント0

「NB100」のバックナンバー

一覧

「ユニ・チャーム」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員