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大阪ガス

「ガス器具事故」で浮かぶ懸念

  • 星 良孝

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2007年2月22日(木)

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 2月10日、大阪ガスの供給エリアである神戸市東灘区で、大阪ガスが販売したガスストーブを使用中に不完全燃焼を起こして使用者が死亡する事故が発生した。このガスストーブは、鳥取三洋電機(鳥取市、和田好生社長)から大阪ガスがOEM(相手先ブランドによる生産)調達した製品だ。大阪ガスは2月の事故以外にも過去に神戸市内で、ガスストーブ(鳥取三洋電機以外の製品も含む)で3件の事故が発生し、2人が死亡していたことを明らかにした。

 一連の死亡事故が器具の不調によるものなのか、現時点では定かではない。とはいえ、昨年パロマ工業のガス瞬間湯沸かし器の製品で器具の不具合により一酸化炭素中毒事故が頻発していたことが社会問題化したことを見ても、これを機に保守や点検体制の再強化に取り組む必要がある。

 というのも、大阪ガスは昨年夏に、ガス機器メーカーのハーマンプロ(大阪市)が製造する浴室暖房乾燥機の一部が、配線の破損が原因となって焼損する事故が発生したからだ。この事故では幸い死者は出ていないが、問題は焼損した器具は大阪ガスが点検したばかりだったことだ。

 大阪ガスでは、この浴室暖房乾燥機は配線の破損が原因となって焼損などの事故が発生する危険を察知し、利用者などに注意を呼びかけ、さらに点検作業を実施していた。にもかかわらず焼損事故になったのは、パロマ工業の事故と同じく、保守点検作業が適切でなかったからと言われても仕方がない面がある。

事故による業績の影響は短期的には限定的だが…

 2月10日に死亡事故が明るみになった後の大阪ガスの株価は下落している。2月9日に505円で終わった株価は13日に499円、19日には472円まで下がった。昨年7月にパロマ工業の問題が明るみになってからも株価は上昇基調だったが、ここにきて勢いを失った。もっとも今期の業績には上昇の材料は見つけにくい。

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