• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

コマツ

改革は総仕上げ、社長交代で成長段階へ

  • 瀧本 大輔

バックナンバー

2007年2月23日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 建設機械大手のコマツが2月13日、社長交代を発表した。坂根正弘社長に代わって社長に就くのは、建機事業全般を担当する野路國夫専務執行役員で、就任は6月の株主総会後になる予定だ。

 「私は坂根さんのように、人前で要領よくしゃべれません」――。

 昨年12月、野路専務は坂根社長から社長就任を打診された時、こう答えた。その素朴な語り口と穏和な表情は、経営課題の要点を押さえて理路整然と語る坂根社長とは対照的だ。しかし、この語り口が象徴するように、野路専務はじっくりと状況を分析して、着実に歩を進めることを得意とする。

 坂根社長は、「混乱期には私の方が(社長として)最適だったが、経営のテーマが決まっている今は野路さんの出番だ」と説明する。今回のトップ交代は、コマツの事業再建が一段落しさらなる成長を目指す新たな段階に入った、との会社側の認識を表した格好だ。

追い風の中で選択と集中は完了

 1990年代、コマツは公共事業の低迷などを受けて工場の閉鎖を進め、生産能力を減らした。その余剰人員を使って多角化を進め、半導体に使う多結晶シリコンや電子部品などの事業を展開したものの、99年には連結業績が赤字に転落した。

 「多角化を進めて必死に雇用を守ってきたが、このままでは本業の建機が沈没してしまうのではないか」

 2001年に就任した坂根社長は、そんな危機感を抱いて本業回帰の経営方針を打ち出し、事業の選択と集中を進めてきた。関連会社を計100社以上も減らし、約500億円の固定費を削減し、多角化を進めてきた事業の一部では、事業売却や他社との提携を模索した。

 その経営改革も昨年から総仕上げに入った。半導体材料のコマツ電子金属(1月にSUMCO TECHXIVに社名変更)をSUMCO(3436)に売却する一方、産業機械メーカーの日平トヤマに出資して筆頭株主となった。今年に入ってからも小型建機とフォークリフトの子会社を合併させるなど、新体制への移行に向けて着々と準備を進めてきた。

「NB100」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リクルートは企業文化そのものが競争力です。企業文化はシステムではないため、模倣困難性も著しく高い。

峰岸 真澄 リクルートホールディングス社長