
パジェンタが運営する性的マイノリティー向けの情報サイト
年間6兆6000億円――。日本における同性愛者など性的マイノリティーの消費市場が、このほど初めて明らかになった。国内酒類の市場規模が6兆円前後と言われていることから、その巨大さが分かるだろう。
調査をまとめたのは、ポータルサイト運営会社のパジェンタ(東京都千代田区)。同社は昨年10月からレズビアンやゲイなど性的マイノリティー向けの会員制情報提供サイトを運営している。11月に約4万人を対象に実施した調査では、性的指向への質問の結果、日本の同性愛者は約274万人、20〜59歳の人口比では4.0%に相当するとの結果が出た。さらにアンケートから消費ベースの市場規模を算出すると6兆6423億円にもなるという。
米国では既に77兆円市場
こうした性的マイノリティーの消費市場に対する認識は日本ではまだ低いが、欧米では既に「LGBT市場」として広く認知されている。米国では多様性との意味を込めて「レインボー市場」とも言われる。「LGBT」はそれぞれ、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害者)の頭文字。正確な統計はないものの、米国では全人口の約5〜15%を占めるとされる。
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