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スズキ

将来を決めるインドでの巨額投資

  • 佐藤 嘉彦

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2007年3月1日(木)

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 スズキの業績が好調だ。

 2007年3月期の第3四半期決算は売上高が前年同期比14.6%増の2兆2383億円、経常利益は同18.2%増の1058億円と、それぞれ過去最高を記録。昨年8月に上方修正した通期予想の売上高3兆円、経常利益1300億円の達成は確実と見られている。

 そのスズキは2月6日、インドで4輪の第2工場、ディーゼルエンジン工場、2輪工場の3つの開所式を行った。スズキの鈴木修会長は挨拶の中で「今後3年間で総額2000億円をインドに投資する」と述べると、インド人記者からはその詳細についての質問が相次いだ。そして翌朝のインドの新聞には、開所式よりも投資計画の方に大きく紙面が割かれていた。

 この投資のほとんどは設備投資で、その規模は今回開設した3工場の総投資額の2倍に相当する巨額なものだ。2月26日に発表した日産自動車(7201)のインド新工場の投資額が、合弁相手の仏ルノー、EPマヒンドラ&マヒンドラと合わせて7年間で総額1096億円ということを考えると、その大きさが際立つ。

営業CFのおよそ1年分をつぎ込む

 今回打ち上げた投資で、2009年にはインドの4輪の生産能力は年間100万台近くに達する予定。ディーゼルエンジンの生産台数を20万台増やして年間30万台にするほか、変速機の現地生産、現地での開発に向けた本格的なテストコースの整備も行う計画だ。

 クレディ・スイス証券の遠藤功治ディレクターは「2000億円というのはスズキにはとてつもない大きな金額と言って過言ではない。インドに賭けるという覚悟の表れだ」と見る。

 スズキの2006年3月期の営業キャッシュフローは2400億円。全世界で1年かかって営業活動で稼ぎ出すキャッシュに匹敵する額を、この3年間でインド1国につぎ込む計算だ。

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