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積水ハウス

最高益更新企業が誓う「原点回帰」

2007年3月9日(金)

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 今年3月30日、東京都港区の防衛庁跡地に完成する大型都市開発プロジェクト「東京ミッドタウン」。オープンを間近に控え、何かと脚光を浴びるのは、開発の中心となった三井不動産(8801)だが、実は共同事業者の中に積水ハウスも名を連ねている。

 東京ミッドタウンは、積水ハウスが現在力を入れている不動産販売事業の中でも目玉案件だ。2008年1月期には、完成した同施設の売却などによって680億円の収入を見込んでいる。2010年に完成予定の大阪市の御堂筋プロジェクト、2011年の大阪市梅田北ヤードの再開発計画--。今後も積水ハウスが関わっている大型プロジェクトは続々と完成する。昨年完成した東京都港区の「赤坂ガーデンシティ」は既に一部の物件を売却し、数百億円規模の収入を得た。

 3月1日に発表した2007年1月期決算では、連結売上高が前期比6.3%増の1兆5961億8300万円、経常利益が同40.5%増の1148億2200万円と過去最高益を記録した。「数年前から仕込んできた」と語る積水ハウスの和田勇社長の目論見通り、不動産販売事業が貢献した積水ハウスの業績は絶好調と言っていい。

 好業績を受けて、配当も2006年1月期の20円から2007年1月期は22円に増配した。今期の予想配当は24円とさらなる増配を予告した。こうした状況を証券会社各社も好感。ゴールドマン・サックス証券は、目標株価を2076円から2370円に引き上げた。

中核事業の戸建て販売をテコ入れ

 成長著しい不動産開発事業が目立つ積水ハウスだが、それだけに注目していては、同社の今後の戦略を見誤る。積水ハウスの強さの本質は、同社の“原点”とも言える戸建て販売事業だ。5000人を超える営業員が、全国を駆け回って注文住宅や戸建て分譲の成約を獲得する。「1軒ずつ家を回り、営業員が地道に住宅を販売する。その積み重ねこそが当社の強み」。積水ハウス社員は胸を張る。

 戸建て住宅事業の2007年1月期の売上高は8736億円と、前期に比べて2.3%伸びた。積水ハウスは中期経営計画の中で、この戸建て住宅事業を1兆1400億円に引き上げる方針を明らかにしている。

 売り上げ拡大に向けた施策として、まず、営業体制を見直した。昨年2月に全国に261あった営業拠点を廃止し、その一方で、73の支店を147に倍増させた。支店で販売する商品についても見直した。同社で販売するのは、「鉄骨戸建」「シャーウッド(木造)戸建」「シャーメゾン(賃貸住宅)」の3つ。

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「積水ハウス」の著者

蛯谷敏

蛯谷敏(えびたに・さとし)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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