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キーエンス

増配も投資家は満足しない高収益企業

  • 石川 潤

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2007年3月22日(木)

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 ファクトリーオートメーション(FA)向けのセンサーなどを販売し、「脅威の高収益企業」と言われてきたキーエンスの勢いが止まらない。

 2007年3月期の売上高は前年比18.1%増の1870億円、営業利益は17.9%増の960億円となりそうで、売上高営業利益率は4期連続で5割を超える見通しだ。2ケタを軽く上回る増収を続けながら、着実に利益を伸ばしている。

 高収益の秘密は、販売開始から2年以内の新製品の比率が3割を超えていることに象徴される、高付加価値商品を次々に投入できる研究開発力にある。取引先の現場のニーズを汲み取る営業力と車の両輪となり、キーエンスの好業績を支えてきた。

 膨らみ続ける研究開発費がやがて収益を圧迫するのではないかという懸念も、一部の市場関係者からは聞かれていたが、今のところは全くの杞憂に終わっている。研究開発費は年間で約50億円と、7年前の2倍の水準に膨らんでいるが、売上高や利益がそれを上回るペースで伸びているためだ。

海外は好調

 キーエンスの成長はどこまで続くのだろうか。

 「大きな不安材料は今のところ見当たらない」というのが、野村証券金融経済研究所の秋山裕司アナリストの見方だ。新製品比率が3割超を維持していることに加えて、海外市場での順調な収益の伸びが、持続的な高成長を予感させるという。

 キーエンスの2006年3月期は、国内の売上高の伸びが11.8%にとどまったのに対し、海外の売上高の伸びは28.7%に達した。

 野村証券金融経済研究所では、2007年3月期の海外での伸びも前年を上回る27.8%程度になり、国内での伸びの13.7%を大きく上回ったと見ている。この傾向は今後も続き、2006年3月期で22.5%だった海外比率は、2009年3月期には28.3%にまで高まり、キーエンスが目安としている30%にぐっと近づきそうだという。キーエンスは将来的には50%程度にまで海外比率を伸ばしていく考えだ。

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