警備業界で約6割のシェアを握る最大手、セコムは堅調に業績を伸ばしている。2007年3月期第3四半期決算では、売上高4105億円は前年同期比2.8%増、経常利益692億円は同7.0%増だ。
この背景にあるのが、治安の悪化で高まる警備サービスの需要だ。セコムが提供するセキュリティーシステムの利用者は増える一方。1966年のサービス開始以来、2001年3月末までの契約件数は約68万件だった。最近になって急速に伸びており、今では100万件を突破している。
さらに、ここに来て新たな警備サービスを立ち上げようとしている。「ロボット警備」の事業だ。KDDIは自社のデータセンターを警備するために、セコムが2005年10月に発表した「セコムロボットX」を初めて採用した。
ロボットが警備する時代へ
ロボットXは、屋外を巡回監視する車輪走行型ロボット。大きさは長さ122.5センチ、幅84センチ、高さ112センチ。道に敷いた磁気テープに沿って走行する。上部にある6台のカメラで、360度の撮影が可能だ。各カメラは、1秒間に1枚、撮影した画像データを無線で管制室に送信する。
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