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ホンダ

国内販売の低迷続く、試される新車開発力

  • 鷺森 弘

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2007年4月2日(月)

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 ホンダが2月23日に発売した新型車「クロスロード」が上々の滑り出しを見せている。SUV(多目的スポーツ車)とミニバンの利点を融合させるという既存車種にないコンセプトを打ち出して需要掘り起こしを狙ったが、発売後約1カ月の累計受注台数は当初の月間販売計画の2倍に当たる6000台に達した。

 クロスロードはSUVの力強い外観と機動性を備えながら、室内は3列シートの7人乗り。一方で車体の寸法は通常のミニバンやSUVより小さくし、運転のしやすさを小型車並みにした。

 開発責任者である本田技術研究所の安木茂宏・主任研究員は「単なるクロスオーバー車ではない。SUV、ミニバン、小型車の3つの価値が化学反応を起こしたような全く新しい価値を提案した」と強調する。ターゲットはアウトドア派の30代としているが、今のところ独身、ファミリー層、子育てを終えた世代など幅広い顧客層から受注しているという。

 ただ、足元のホンダの国内販売を見ると、厳しさは変わらない。ホンダの2006年の国内販売台数は前年比1.7%減の約70万2000台だった。昨年が新車投入の端境期で11.5%の大幅減となった日産自動車(7201)よりも落ち込みは小さかったが、1.3%減だったトヨタ自動車(7203)には水をあけられている。しかもホンダの場合は軽自動車を除く登録車だけを見ると、2006年は10.6%も減少した。今年に入ってからも1月、2月ともに前年同月を下回り、登録車の場合は11カ月連続のマイナスだ。

クロスロードが起爆剤になるか

 新領域に挑むクロスロードを国内販売の起爆剤にしたいとの思いは強い。福井威夫社長は「ホンダは常に時代に先駆けた製品を出してきた」と強調する。例えば、1994年に発売した「オデッセイ」。当時のミニバンは商用車ベースのものがほとんどだったが、ホンダは「アコード」のプラットホーム(車台)を活用して乗用車感覚の乗り心地を実現し、ミニバンブームに火をつけた。

 その後も、2001年に室内空間を大幅に拡充した小型車「フィット」を大ヒットさせた。独創性を発揮したオデッセイ、フィットの投入後はホンダの国内販売は大きく伸びた。クロスロードがこうした成功体験を再現できるかどうかはまだ不透明だが、その可能性は完全には否定できない。

【お知らせ】 2007年4月2日からNB100の対象銘柄を変更しました。日東電工(6988)及び大阪ガス(9532)に変えて、ニコン(7731)及び大和証券グループ本社(8601)を新規の対象銘柄と致しました。

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