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ローム

成長企業としての真価問われる

  • 中島 募

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2007年4月13日(金)

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 かつて電機業界の中でも有数の成長企業として名を馳せた半導体メーカーのローム。IT(情報技術)バブルの崩壊以降、売り上げは伸びれど営業利益が低迷する「繁盛貧乏」の状態が続いていたが、ここにきてようやく復調の兆しを見せている。

 薄型テレビやデジタルカメラ、ゲーム機向けのLSI(大規模集積装置)やトランジスターなどが好調に推移したことにより、2007年3月期の連結業績は売上高が前期比3.4%増の4010億円、営業利益は同7.6%増の735億円を見込む。2003年3月期以来4期ぶりの営業増益となる見通しだ。

成長路線に転ずるも株価は低迷

 だが、それでも同社の株価はさえない。ITバブル期の1999年12月30日に4万3900円まで上げた株価は、現在では1万1000円前後で推移している。同社の株価がピーク時の4分の1にとどまっている最大の理由は、「収益性の回復が遅れている」(ある外資系証券アナリスト)ことにある。

 同社が得意とするカスタムLSIの市場は、デジタル家電の単価下落や携帯電話の在庫調整の煽りを受けて収益を確保するのが非常に厳しい状況にある。同業大手のNECエレクトロニクス(6723)やルネサステクノロジは、黒字維持さえ難しい状況だ。

 抜きん出たコスト競争力を持つロームといえど、その呪縛から逃れることはできず、かつて30%を超えていた売上高営業利益率は、2006年3月期の時点で17.6%まで下げた。2007年3月期は4期ぶりの営業増益を受けて18.3%に回復する見通しだが、業界内の数少ない勝ち組として注目を集める同社は月並みの成長では評価されない。連結予想PER(株価収益率)は26.7倍と、東証1部上場企業で同社が属する「電気機器」の業種では平均値(3月末の時点で32.3倍)以下にとどまっている。

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