• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

“ネオン街”がなくなる日

松下電工、LEDで看板市場に参入

2007年4月18日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 4月1日、東京・品川駅そばにあるホテル「ザ・プリンス さくらタワー東京」の壁面に、ひときわ目を引くロゴが掲げられた。夜になると、「The Prince」の繊細な文字が白色にくっきりと輝く。実はこれは、松下電工が今春から新規参入した「LED(発光ダイオード)看板」の第1号だ。

 松下電工がLED看板の事業化で狙っているのは、ネオン看板の市場。ネオン看板は細長いネオン管を折り曲げて作るが、そのネオン管をLEDに置き換えようとしているのだ。ネオン看板は長年、繁華街を色鮮やかに照らし続けてきたが、近い将来に「ネオン街」が「LED街」とでも呼ばれるようになるかもしれない。

ポスト薄型TVの有望技術?

東京・品川のホテルに設置された松下電工のLED看板(写真上)。LED看板はネオン管の代わりにLEDを敷き詰めることで、ネオン管を折り曲げる職人技を不要にした(写真下)

東京・品川のホテルに設置された松下電工のLED看板(写真上)。LED看板はネオン管の代わりにLEDを敷き詰めることで、ネオン管を折り曲げる職人技を不要にした(写真下)

 LEDの用途はここ数年、急速に広がっている。携帯電話の液晶画面のバックライトに使われているほか、信号機のランプが次々とLEDに置き換わっている。LEDは従来の白熱灯や蛍光灯に比べて寿命が長く、一般的に10年は交換しなくてもよい。省電力で環境にも優しい。

 課題とされていた発光効率も、照明に使われる白色LEDで既に白熱灯やハロゲン電球の効率を上回り、徐々に蛍光灯に近づいている。既存の光源にはない優れた性能を持ち、発光効率でも遜色がなくなれば、将来は照明の多くがLEDに置き換わる可能性がある。

 投資ファンド、フィノウェイブインベストメンツの若林秀樹社長は、「成長が鈍化してきた薄型テレビの次に有望な新技術は、LEDかもしれない」とさえ言う。

コメント3

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「“ネオン街”がなくなる日」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トップ自らが矢面に立つことで、問題は次第に収束していきました。

佐々木 眞一 日本科学技術連盟理事長、トヨタ自動車顧問・技監