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ダイキン工業

買収効果の早期実現を注視

2007年4月18日(水)

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 ダイキン工業(6367)は2007年3月期、13期連続増益、7期連続最高益を達成した模様だ。今期は昨年、約2400億円を投じて買収したOYLインダストリーズ(マレーシア)が完全に連結対象となる。シナジー効果を早期に実現することが、経営上の最大の課題だ。

北米でシェア10%を目指す

 ダイキンは今年2月、OYLの買収効果を盛り込んで改定した中期経営計画「FUSION(フュージョン)10」を発表した。空調で「世界一企業」となるために、「グローバル販売」「グローバル・アプライド事業の構築」など、5つの重点テーマを設定。2008年度に連結売上高1兆3500億円、営業利益1200億円の目標を示した。

 グローバル販売で最も注力するのは、これまでほとんど手つかずだった世界最大の北米市場だ。OYL傘下にある米マッケイ・インターナショナルの販売網を生かし、2010年に売上高1400億円、シェア10%を目指す。まず狙うのは、ダイキンが得意とする、オフィスビルや店舗向け「ビル用マルチエアコン(VRV)」の拡販だ。販売網の統合によって、ダイキン単独の計画時より40%増の販売計画を立てた。具体的には、2006年度に約2000台だった北米でのVRVの売り上げを、2008年に9500台、2010年に2万8000台に引き上げる。

 また、機種別では、OYLグループが得意とする業務用大型空調「アプライド事業」の拡大を図る。欧州や中国でのダイキンのアプライド部隊をマッケイに集約するなど、OYLの販売力を活用する。北米のほか、欧州、中国、アジアで一体事業運営をすることで、2010年に売上高2400億円と、大型空調市場でも米キャリアに次ぐ地位の獲得を目指す。

 これらのグローバル事業のさらなる強化によって、空調事業の売上高は2005年度の6410億円から、2008年度には1兆1500億円へと大幅に伸びる見込み。これまで50%弱だった空調の海外売上高比率が65%にまで上昇するのに加え、中・小型機種が中心だった製品ラインアップも大型までフルラインで広がることになる。

上場来高値を更新後も株価は高水準

 今後の成長への期待もあって、株価は中期計画の改定版を発表して以来、高水準を維持している。2月22日には一時、4470円と上場来高値を更新。その後、世界同時株安の影響で一時4000円を割り込んだものの、3月下旬以降は再び4000円台で推移している。

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「ダイキン工業」の著者

西頭 恒明

西頭 恒明(にしとう・つねあき)

日経ビジネス副編集長

1989年4月日経BP社入社。「日経イベント」を経て、96年8月「日経ビジネス」編集部に異動。2008年10月日経ビジネス副編集長。2009年1月日経情報ストラテジー編集長。2012年1月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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