• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ソニー

高まる期待と残された課題

2007年4月25日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 4カ月で株価が4割上昇――。

 ソニーの株価が右肩上がりに伸びている。4月24日の終値は、昨年11月下旬よりも約2000円と4割程度アップして6490円に達した。ライバルと比較すると、ソニーの突出ぶりは際立っている。プラズマテレビ世界首位の松下電器産業(6752)はほぼ横ばいで、液晶テレビで国内トップのシャープ(6753)も2割弱の伸びに過ぎない。

 なぜソニーに期待が集まっているのか。「海外を中心に液晶テレビの好調が続いており、エレクトロニクス事業の上振れ余地は大きい。リストラによる固定費の削減も進んでいる」ゴールドマン・サックス証券の藤森裕司アナリストは評価する。

改善の余地は大きい

 改革が進み、経営の方向性が既に明確になっている松下やシャープには予想を上回る業績の伸びを実現する「サプライズ(驚き)」要因は少ない。しかしソニーは、改革が遅れていただけに、むしろまだ改善の余地が大きいという見方が広がっていることが、株価上昇の背景にある。

 とりわけ液晶テレビ「ブラビア」の好調が続いているエレクトロニクス事業の健闘が評価されている。薄型テレビの最大の市場である北米では、松下がプラズマテレビで攻勢をかけるなど価格下落が著しい。それでもソニーの液晶テレビの価格はライバルと比べると値下がり率が低く、ブランド力の強さが目立つ。デジタルカメラやデジタルビデオカメラなども堅調だ。

 ソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEO(最高経営責任者)が掲げる目標達成にも、光が見えつつある。ストリンガー会長は、2008年3月期にエレクトロニクス事業で営業利益率4%を目標に掲げているが、藤森アナリストは同事業の2007年3月期の営業利益を2050億円と予測する。実現すれば営業利益率は5.2%で、目標を1年前倒しで達成できる。しかもエレクトロニクス事業の2008年3月期の営業利益は3030億円と予測するが、環境次第では最大5193億円に達する可能性も指摘する。

映画事業が好調

 2008年3月期の連結営業利益5%という会社全体の目標達成には、映画事業が下支え要因になっている。2006年10~12月期の営業利益は262億円だったが、人気映画のDVDが好調なことから、2007年3月期通期でも400億円以上の営業利益が予想されている。2008年3月期は「スパイダーマン3」の公開も予定されており、ヒットが期待されている。

コメント1

「NB100」のバックナンバー

一覧

「ソニー」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部などを経て、2017年1月から日経ビジネス副編集長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官