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シャープ

大型液晶テレビ・シフトが牽引する業績

  • 石川 宏

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2007年5月11日(金)

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 2007年3月期連結決算は、4期連続で過去最高益を更新した。好調の原動力は、大型液晶テレビと携帯電話機で、太陽電池やLSI(大規模集積回路)の落ち込みを吸収した。2008年3月期も増収増益の見込みだ。税制改正に伴う減価償却費の増加200億円を調整すれば営業利益は13%増となり、償却前営業利益は4800億円と19%増となる。

 だが大型液晶テレビを生産する亀山第2工場が完全に軌道に乗ってきたことを考えれば、2008年3月期の利益は会社計画をさらに上回る可能性が十分ある。会社側も収益環境が好調なことを見てか、配当も年28円(前期26円)と8期連続増配の方針だ。

889億円から6135億円に

 液晶パネルと液晶テレビという液晶事業がシャープの業績牽引役になっている。液晶事業(液晶パネル+液晶テレビ)が全売上高に占める比率は、2003年3月期の21.7%から2007年3月期には39.7%に拡大し、2008年3月期には44.0%になると見込まれている。

 急成長している液晶事業の中で、特に好調なのが液晶テレビだ。今やシャープの大黒柱になっていると言っていい。液晶テレビの販売台数は年50%成長を続け、販売金額は2003年3月期の889億円から2007年3月期には6135億円と、4年間で6.9倍となった。全売上高に占める割合も2003年3月期の4.4%から19.6%に拡大した。

第8世代で独走

 液晶市場は激烈な価格競争下で収益環境は厳しい。韓国のサムスン電子も2007年第1四半期決算で液晶事業は前年同期比で6%の増収となったものの、営業利益は同32%の減となっている。

 収益性に厳しい市場環境の中で、シャープの液晶事業が好調なのは、大型パネル製品へのシフトが進んでいることが大きい。シャープは40インチ以上のテレビ販売比率を2005年度3%、2006年度10%から2007年度は30~40%へ引き上げる考えだ。

 大型シフトを現実のものにさせているのが、2006年8月操業開始した亀山第2工場だ。同工場で生産しているのは、タテ2.46メートル×ヨコ2.16メートルの第8世代と呼ばれる大型ガラス基板で、生産量は月産3万枚、歩留まり率は平均90%にまで上昇していると言う。

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