• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

T&Dホールディングス

上向き始めた金利に期待集まる

  • 大豆生田 崇志

バックナンバー

2007年6月15日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 保険セクターの株価が堅調だ。金利上昇によって新規の運用利回りが好転すると見られているほか、上場企業が支払う配当金も増加していることから、運用環境が好調になるといった期待を集めているようだ。

 もっとも、保険セクターの中で見ると、ミレアホールディングス8766や三井住友海上火災8752など損害保険会社が相次いで年初来高値を更新しているのに比べて、T&Dホールディングス8795の株価の伸びはやや出遅れ気味だ。2月に付けた年初来高値9310円には、まだ届かない。

 株式市場では、長期契約である生命保険会社は新契約高の変動が注目されやすい。そのため、損保よりも株価の伸びが鈍い要因になっているようだ。

新契約高は減少

 生保各社は、新契約高が減少した会社が多かった。保険金不払い問題の影響のほか、今年4月に死亡率の低下を反映して死亡保障に関わる保険料率を値下げをしたため、買い控えの影響があったと見られている。

 T&Dの2007年3月期は、傘下の生命保険会社3社の合計で、新契約高が前の期に比べて9%減少して6兆6347億円となった。しかし経常利益は、経常利益が前の期に比べて15.6%増加した。運用面で、利息と配当金等収入が335億円増加したのが大きな要因という。

 2008年3月期の連結予想経常利益については、前期比17.8%減の1300億円と発表した。2007年3月期ほどの利息配当収入や有価証券売却益を見込まないなどの保守的な見通しであるため。最終利益は、契約者配当の準備金繰入額の減少を見込み、経常利益の減少幅に比べ小幅の同4.6%減少の370億円となる見通しだ。

 運用環境の好転を受けて、運用実績が契約者に約束した利回りを下回る「逆ざや」をいつ解消するかが生保各社の焦点になっている。日本生命と住友生命は早期解消を狙って責任準備金の上積みを表明。多くの大手生保は今後5年ほどで逆ざやがなくなる見通しだ。

コメント0

「NB100」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック