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カシオ計算機

営業利益率10%の公約先送り、を携帯で挽回へ

  • 中川茂雄

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2007年6月19日(火)

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 過去最高益の更新も株価は大幅下落。カシオ計算機が市場から手荒い評価を受けている。

 2007年3月期決算の連結営業利益は前年比11%増の480億円と過去最高益となったものの、予想の510億円を下回った。加えて、2008年3月期の同利益は530億円と、売上高営業利益率は8.2%になり公約していた10%の達成は翌年度に先送りした。

 こうした同社の業績発表に投資家は失望し、発表翌日の5月11日には株価が前日終値の2425円からストップ安の2025円に下落した。その後も回復基調に戻らず、2000円台と1900円台を行き来する状況だ。

 カシオの公約達成が1年先送りとなるのは、携帯電話が関係する。

 カシオは現在、auが展開するCDMA方式の端末を製造しているが、今後はNTTドコモやソフトバンクが手がけるW-CDMA方式の端末も開発し、2008年中に商品化を目指す。開発は2004年に日立製作所と事業分割の形で設立したカシオ日立モバイルコミュニケーションズが担当、カシオは開発投資として今期80億円を計上する計画だ。

 「主力のデジカメ、時計、電子辞書などが順調な今だからこそ、次の飛躍のための開発投資を決断した」とカシオは説明する。

 携帯電話はカシオの中では、収益性は低いが成長の高い発展事業に分類されている。発展事業の中には携帯のほかデジカメも含まれる。一方、市場シェアは50%を超え、売上高営業利益率も20%近くを占める時計や電子辞書は、カシオの中では収益性は高いが安定成長の基盤事業に含まれる。2007年3月期の状況を見ると、発展事業の売り上げ構成比は57%と過半を超えるが、営業利益率は5.3%にとどまる一方、基盤事業は売り上げ構成比が43%だが、営業利益率は13%。

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