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JSR

「成長の踊り場」に来た高収益企業

  • 谷川 博

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2007年6月20日(水)

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 液晶や半導体などの材料の製造で急成長を遂げたJSR――。

 世界トップクラスのシェアを握る製品群を数多く抱え、2006年3月期までの4年間に毎年2ケタの増益率を達成、この間に連結営業利益を6倍の533億円に拡大した。連結の売上高営業利益率は15.8%に達し、電機大手各社の水準(5%前後)を大きく引き離した。

 そんな高収益力を誇るJSRも転機を迎えている。

5期連続増収増益でも利益成長は鈍化

 2007年3月期連結決算では売上高が前期比8.2%増の3658億円、営業利益が同3.5%増の552億円と5期連続で増収増益を達成したものの、営業利益は会社予想に届かず、対前年伸び率も1ケタ台前半と低調だった。

 株式市場では、会社の業績が市場予想をも大きく下回ったことから、投資家の失望売りが殺到。4月中旬に2900円台で推移していた株価は、4月24日の決算発表直後から続落し、一時2500円台にまで値を下げた。その後、株価は回復するが、基本的に2700円台でもみ合う展開となっている。

 株価軟調な背景には、JSRが以前のように増益率2ケタの高成長路線に回帰できるかどうかを投資家が慎重に見極めようとしていることがある。

 というのも、会社が発表した2008年3月期連結業績予想は、売上高が3970億円、営業利益が560億円と引き続き増収増益を見込んでいるものの、営業利益では伸び率が1.4%とほぼ前年並みの水準にとどまるからだ。

 加えて、2007年9月中間期には連結営業利益が265億円と前期比3.6%減る見通し。中間決算の営業減益は、実に2001年9月期以来6年ぶりのことだ。

 このため、市場では「JSRが成長の踊り場に差しかかった」(大和総研の竹内忍シニアアナリスト)との見方も浮上している。

液晶材料事業の収益力低下が顕著に

 実は、その兆候は2年ほど前から表れていた。

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