昨年10月に東京・豊洲に開業した子供向け社会体験型テーマパーク「キッザニア東京」が来年夏、関西に2カ所目の施設を開くことが日経ビジネスの取材で明らかになった。候補地は大阪市内と兵庫県側の阪神地区の2カ所に絞って最終調整に入っており、7月初めまでに正式決定する見通しだ。

メキシコでも子供の間では大人気。年82万人の来場者を集めたことも
キッザニアはショッピングセンターなどに入居する屋内型の施設で、東京では約6000m2の敷地に子供の身長に合わせて3分の2に縮めた町を作り、約50のパビリオンを並べている。各パビリオンは、ファストフード店や病院、宅配業者の集配センターなどを模しており、子供たちは施設内で使える通貨を用いて、実際の社会にある約70種類の仕事を疑似体験することができる。
名古屋、横浜、福岡へも
こうしたユニークな内容が子供のみならず学校関係者などにも評価され、開業から今年3月末までに地方からの修学旅行生や親子連れなどで約34万人を集めた。今年の夏休みについては、インターネットを通じた先行予約が既に完売となっているほどの人気ぶりだ。
キッザニアはメキシコに本社を置くKZMが開発した子供向けの屋内型施設で、日本にはキッズシティージャパン(東京都千代田区)がフランチャイズ契約を結んで導入した。
東京での活況ぶりを受けて、日本側は、2番目の施設を来年夏をメドに大阪市かその近郊に開くことで交渉の詰めに入っている。今年4月にはメキシコのKZMからハビエル・ロペスCEO(最高経営責任者)が来日し、候補地を視察。メキシコ側は兵庫県側を高く評価している。
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